猫飛

雑誌メモ

『文藝春秋』2月号「人声天語」(176)/「一九六八年革命から五十年」 『週刊文春』1月18日号「文庫本を狙え!」(965)/大庭萱朗編『田中小実昌ベスト・エッセイ』(ちくま文庫) 『週刊文春』1月25日号「文庫本を狙え!」(966)/網野善彦・鶴見俊輔『…

絓秀実「ポストポリティクスのなかの政治」

絓秀実は雑誌『発言者』で三度連載を行った。最初が「教育批判論序説」全12回(1996年7月号〜1997年6月号)であり、この連載はすべて『大衆教育社会批判序説』に収録されている。次が「全共闘という愚行」全25回である。最後が下記の「ポストポリティクスの…

〝非武装攻撃〟の人

(1) 「坪内祐三の読書日記/「ホリエモン」が愛読した百科事典は二十数冊で百万円!」(『本の雑誌』2005年6月号、『本日記』) 三月十九日(土) 〔…〕三時過ぎ、東京堂書店ふくろう店で店員さんに仕入れた古本の値段を記入してもらっている間に、『サイゾ…

絓秀実・渡部直己「日本文学回顧」

1999年から2006年までの毎年末の『週刊読書人』には、絓秀実と渡部直己が、翌年に『週刊読書人』紙上で文藝時評「文芸」を担当する者を交えての鼎談が掲載されていた。2002年のみ対談であるが、翌2003年の文藝時評担当者であった武田信明が何らかの事情(武…

絓秀実「全共闘という愚行」

絓秀実は雑誌『発言者』で三度連載を行った。最初が「教育批判論序説」全12回(1996年7月号〜1997年6月号)であり、この連載はすべて『大衆教育社会批判序説』に収録されている。次が下記の「全共闘という愚行」全25回である。最後が「ポストポリティクスの…

絓秀実「時評 タイム・スリップの断崖で」

第1回/さらに、踏み越えられたエロティシズムの倫理──大西巨人の場合*1第2回/リベラル・デモクラシーの共犯──鶴見俊輔の場合*2第3回/脱落するロウワーミドルクラスと2ch「ウヨ」共同体の誘惑第4回/デリダが亡くなった時、宮本顕治について考える第5回/…

絓秀実ツイート注釈②

難波和彦『戦後モダニズム建築の極北 池辺陽試論』パラパラと。ポン助は、ほぼ廃墟と化した池辺(の弟子)建築の中を飛び回っております— 猫飛ニャン助 (@suga94491396) February 26, 2013絓秀実+島田雅彦「安吾、流行はやるべからず」(『早稲田文学』2000…

絓秀実ツイート注釈①

文学賞の選考がヒドイのは芥川賞に限らない、数年前のY文学賞で、選考委員Hが妻Kに受賞させたことは、斯界では有名。ただ誰も公然と指摘できないだけ。この事実を知ってHを解任したのは、胴元Yの社主で悪名高いWだとか。さすが元共産党員ではある。つまり文…

『遠くまで行くんだ﹅﹅﹅﹅﹅』

『遠くまで行くんだ・・・ 全6号(1968〜1974)完全覆刻』 (『遠くまで行くんだ・・・』復刻版刊行委員会*1/発行日―2007年11月7日第1刷/発行所―白順社) 創刊号(一九六八年10月30日発行) 序詩 「知られざる人々へ」 野口成郎 われわれの闘いの出発にあたって …

アンケート・自作との併読を薦める数冊

(『早稲田文学』2001年5月号) 福田和也(批評家) 『我らが共通の友』 C・ディケンズ 筑摩書房 「黄金の盃」 H・ジェームス 国書刊行会 「ウェルギリウスの死」 H・ブロッホ 集英社 『ピサ』 ボルヒャルト みすず書房 『ワイマルのロッテ』 トーマス・マン…

絓秀実が選ぶ90年代の小説ベスト5

(『文學界』1999年12月号) ❶大西巨人「底付き」(『五里霧』収録、講談社文芸文庫)❷奥泉光『ノヴァーリスの引用』(集英社文庫)❸笙野頼子『レストレス・ドリ−ム』(河出文庫)❹保坂和志『猫に時間の流れる』(中公文庫)❺中原昌也『マリ&フィフィの虐殺…