2008-02-06 週刊誌メモ 福田和也 坪内祐三 宮崎哲弥 『週刊新潮』2月14日号「福田和也の闘う時評」/「『ラスト、コーション』の政治と性」 イーのモデルは1950年に日本に亡命した胡蘭成であり、日本浪漫派と関係が深かったらしく、鳴滝の保田與重郎邸たる身余堂には胡の作品が掲げられているという。 なお、映画『人のセックスを笑うな』は良かったとか。 『週刊文春』2月14日号「文庫本を狙え!」/菊池寛『半自叙伝・無名作家の日記―他四篇』(岩波文庫) 菊池には高学歴でも低学歴でもない経歴のリアリズムがあるのだって。 『週刊文春』2月14日号「仏頂面日記」/「橋下氏大勝に感じる危惧」 熊谷貞俊は「横柄で愛嬌に欠け狷狭」な、政治には不向きな人物であり、「ムーブ!」で共演した際は、CM中の態度に皆が呆れていたという。故に橋下徹は熊谷のオウン・ゴールに助けられたところもあったとか。