福田和也「二十世紀傑作CDベスト10」

「罰あたりパラダイスVOL.104/「20世紀傑作CDベスト10」が図らずも暴いてしまったオレたちの了簡の狭さ(涙)」*1

  • Johnny Thunders & The Heartbreakers - L.A.M.F. (1977)
  • The Velvet Underground - Loaded (1970)
  • Leonard Cohen - Cohen Live (1994)
  • Mink DeVille - Savoir Faire (1981)
  • Van Morrison - It's Too Late to Stop Now (1974)
  • Mott the Hoople - Mott (1973)
  • Elvis Costello - Spike (1989)
  • 山口フジオ - ひまつぶし (1974)
  • 大江慎也 - ALL ABOUT SHINYA OHE 4 (1992)
  • GREAT 3 - METAL LUNCHBOX (1996)

『ローデッド』には「スウィート・ナッシング」が入っているし、『LAMF』には「ボート・トゥ・ルーズ」があるだろう。両方ともオレのテーマ曲みたいなもんだね。

オレは黒人音楽に対する思いのすべてをモリソンのパフォーマンスに背負わせてるんだぞ、コーエンもすべてのスケベ音楽を、大江には狂気を背負わせて、それでイギー・ポップとドアーズを諦めたんだから。

モットは暴力を、ミンク・デヴィルは愚かさを、山口富士夫は無頼を、グレート3は、フィル・スペクターA&Mビーチ・ボーイズまでのポップミュージックを背負ってるんだから。

たとえば「スウィート・ナッシング」、《甘美なる虚無》はオレのモチーフだ

*1:『SPA!』2000年3月8日号120-121頁、『罰あたりパラダイス 完全版』323-325頁