坪内祐三の美術批評 眼は行動する

週刊ポスト』連載

  • 001(12.03.16)/関東大震災後のバラックを装飾した「考現学の祖」今和次郎──今和次郎 採集講義展
  • 002(12.03.23)/「隅田川に消えた」藤牧義夫の浅草的モダニズム──生誕100年 藤牧義夫
  • 003(12.03.30)/美術評論家石子順造の「キッチュ」という新鮮な試み──石子順造的世界 美術発・マンガ経由・キッチュ行』
  • 004(12.04.06)/見る位置で生き物のように異なるポロック壁画の圧倒的質感──生誕100年 ジャクソン・ポロック
  • 005(12.04.13)/デザイナー・原弘が手がけた伝説の雑誌『FRONT』は完全なアートである──原弘と東京国立近代美術館
  • 006(12.04.20)/展覧会への道程が中原昌也的作品世界だった──中原昌也 個展
  • 007(12.04.27)/戦後カメラを捨てた幻の写真家堀野正雄の斬新なフォト・モンタージュ──幻のモダニスト 写真家堀野正雄の世界
  • 008(12.05.04-11)/北島敬三は物語ストーリー歴史ヒストリーが交差する風景を撮り続けていた──北島敬三 ISOLATED PLACES
  • 009(12.05.18)/草間彌生はあのピカソを超えたのか──草間彌生 永遠の永遠の永遠
  • 010(12.05.25)/この写真は誰の作品?──芸術家Mの舞台裏 福永一夫が撮った「森村泰昌
  • 011(12.06.01)/セザンヌの「作品」は彼にとっての「試作」だった──セザンヌ パリとプロヴァンス
  • 012(12.06.08)/若き才能を次々と組織オーガナイズした報道写真家・名取洋之助──報道写真とデザインの父 名取洋之助 日本工房と名取学校
  • 013(12.06.15)/刷り師も自ら務めた銅板画家・駒井哲郎──駒井哲郎 1920-1976 福原コレクション
  • 014(12.06.22)/「鮭」でも「花魁」でもない、高橋由一の「風景画」──近代洋画の開拓者 高橋由一
  • 015(12.06.29)/絵画の先鋭化を拒んだアンリ・ル・シダネルの「食卓」──アンリ・ル・シダネル展─フランス ジェルブロワの風─
  • 016(12.07.06)/紙製の浴室もその写真もトーマス・デマンドの作品です──トーマス・デマンド展
  • 017(12.07.13)/日本橋は水辺からの眺めが一番美しい──日本橋 描かれたランドマークの四〇〇年
  • 018(12.07.20-27)/満鉄のポスターを手がけた幻の画家・伊藤順三──越境する日本人 工芸家が夢みたアジア1910s-1945
  • 019(12.08.03)/バーナード・リーチの陶芸は洋と和のハイブリッドだ──作陶100年記念 バーナード・リーチ
  • 020(12.08.10)/一度きりでは見尽くせない「二十世紀のダ・ヴィンチ村山知義──すべての僕が沸騰する 村山知義の宇宙
  • 021(12.08.17-24)/「具体」は身体性をもって完成される現代芸術だ──「具体」─ニッポンの前衛18年の軌跡
  • 022(12.08.31)/「不気味な説得力」で少年たちを魅了したビジュアル・プランナー大伴昌司──大伴昌司の大図解展 一枚の絵は一万字にまさる
  • 023(12.09.07)/40年間アーティストを撮りまくった鋤田正義の「キープ・オン・ロック」──鋤田正義展 SOUND&VISION
  • 024(12.09.14)/田村彰英の写真は鏡にして窓なのだ──田村彰英 夢の光
  • 025(12.09.21-28)/超絶的に精密なイリヤ・レーピンのロシアン・リアリズム──国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
  • 026(12.10.05)/芸術的・思想的な深化が凄すぎる南伸坊の「本人術」──『本人伝説』
  • 027(12.10.12)/油絵と写真が「似ている」辰野登恵子と柴田敏雄──与えられた形象─辰野登恵子/柴田敏雄
  • 028(12.10.19)/「成熟」そして「静謐」を達成したセゾン文化と田中一光──田中一光とデザインの前後左右
  • 029(12.10.26)/小泉清の凄まじい絵具の盛り上げには度肝を抜かれる──早稲田をめぐる画家たちの物語 小泉清・内田巖・曾宮一念・中村彝
  • 030(12.11.02)/時を超えて甦るシャルダンの「読書する哲学者」──シャルダン展 静寂の巨匠
  • 031(12.11.09)/夕暮れの上野公園で見たゴッホの「糸杉」──メトロポリタン美術館展 大地、海、空──4000年の美への旅
  • 032(12.11.16)/粋を超えたモダンを描いた〝最後の浮世絵師〟小村雪岱──大正・昭和のグラフィックデザイン 小村雪岱
  • 033(12.11.23)/「美術界の伏龍」川村清雄の衝撃的な本邦初公開作品──維新の洋画家 川村清雄
  • 034(12.11.30)/グラフィックデザイナーの先達だった表紙絵師・川村清雄──もうひとつの川村清雄展 加島虎吉と青木藤作・二つのコレクション
  • 035(12.12.07)/自画像も道化の顔に描いた画家ジョルジュ・ルオー──ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス展
  • 036(12.12.14)/モダンでハイカラでバタくさかった日活の百年史──日活映画の100年 日本映画の100年
  • 037(12.12.21-28)/畸人・朝井閑右衛門と私の奇縁──没後30年 朝井閑右衛門展
  • 038(13.01.01-11)/肉感的でボリューミーに女性を描いた漫文画家・小野佐世男──小野佐世男 モガ・オン・パレード
  • 039(13.01.18)/軍部にもコミュニズムにも逆らった「抵抗の画家」松本竣介──生誕100年 松本竣介
  • 040(13.01.25)/北井一夫は抵抗の中の日常をうつし取った──北井一夫 いつか見た風景
  • 041(13.02.01)/タイポグラフィーより芸術的な白隠の「百壽」──白隠展 HAKUIN 禅画に込めたメッセージ
  • 042(13.02.08)/米国の芸術青年を鼓舞した兵器庫の大展覧会──100年前の現代アート 〝アーモリー・ショー1913〞の作家たち展
  • 043(13.02.15-22)/「民家調査」の二川幸夫今和次郎の人生は交差したか──二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年
  • 044(13.03.01)/「のらくろ」で少年を夢中にした〝アヴァンギャルド芸術家〟田河水泡──滑稽とペーソス 田河水泡のらくろ〞一代記展
  • 045(13.03.08)/最初の近代画家、エル・グレコの「受動的で垂直な視線」──エル・グレコ
  • 046(13.03.15)/エドワード・スタイケンが「アールデコの写真家」だったと初めて知った──エドワード・スタイケン写真展 モダン・エイジの光と影1923-1937
  • 047(13.03.22)/キャパを「崩れ落ちる兵士」の写真家としてのみ語るのはもうやめにしよう──ロバート・キャパゲルダ・タロー 二人の写真家
  • 048(13.03.29)/ホテルの壁に力士の墨絵が描かれた魅力的な「相撲部屋」──「アーティスト・イン・ホテル」木村浩之作
  • 049(13.04.05)/ルーベンスのぷっくらとして人間的な「復活のキリスト」──ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア
  • 050(13.04.12)/草森紳一さんの遺稿「ベーコンの永代橋」の思い出──フランシス・ベーコン
  • 051(13.04.19)/デザインの才能が結集した1964年の東京オリンピック──東京オリンピック1964 デザインプロジェクト
  • 052(13.04.26)/木村荘八は《パンの会》でエキゾチシズムの夢を叶えた──生誕120年 木村荘八
  • 053(13.05.03-10)/オスカー像も戦後日本が憧れたカリフォルニアデザインだった──カリフォルニア・デザイン 1930-1965 ─モダン・リヴィングの起源─
  • 054(13.05.17)/ジャコメッリの映画的な写真世界に圧倒された──マリオ・ジャコメッリ 写真展 THE BLACK IS WAITING FOR THE WHITE
  • 055(13.05.24)/藤田嗣治は優れた装幀家であり挿絵画家だった──藤田嗣治 本のしごと 日本での装幀を中心に
  • 056(13.05.31)/バーのトイレで見た牧野邦夫の自画像に何か・・を感じた──牧野邦夫─写真の精髄─展
  • 057(13.06.07)/アントニオ・ロペスは毎朝「できない。無理だ」とつぶやいた──現代スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペス
  • 058(13.06.14)/あまりに遠くて行きそびれてしまった上野のラファエロ展──ラファエロ
  • 059(13.06.21)/ダ・ヴィンチが男性をモデルに描いた唯一の現存絵画──レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像
  • 060(13.06.28)/桂ゆきの無邪気でユーモラスなタッチは近代を超える──生誕100年 桂ゆき─ある寓話─
  • 061(13.07.05)/梅佳代の写真はなぜ強力なのか──梅佳代
  • 062(13.07.12)/多木浩二の肖像写真には一九六八年の刻印がある──日本写真の1968
  • 063(13.07.19-26)/日本画の大御所・川合玉堂が八十歳で描いた「軽み」──生誕140年記念 川合玉堂 ─日本のふるさと・日本のこころ
  • 064(13.08.02)/「大津絵 為朝」を見て思わず「ユリイカ!」と叫びそうになった──つきしま かるかや ─素朴表現の絵巻と説話画
  • 065(13.08.09)/高橋節郎の漆芸を見て思い出した美ヶ原高原の闇と星空──シュルレアリスムと高橋節郎展
  • 066(13.08.16-23)/コラージュで「夢そのもの」を描いた岡上淑子の現代版「不思議の国のアリス」──〈遊ぶ〉シュルレアリスム
  • 067(13.08.30)/寺山修司の市街劇『ノック』を高校生の私は事件として知った──寺山修司展『ノック』
  • 068(13.09.06)/休館する「たばこと塩の博物館」でかつて見た忘れられぬ特別展──渋谷・公園通り たばこと塩の博物館物語展
  • 069(13.09.13)/グロテスクではなくスーパーリアリズムな大野麥風の『大日本魚類画集』──大野麥風展 「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち
  • 070(13.09.20-27)/現代美術が苦手な私を打ちのめしたグルスキーのまったく新しい二次元表現──アンドレアス・グルスキー
  • 071(13.10.04)/人間的な肌合いを感じさせるアンディ・ウォーホルの「200個のスープ缶」──アメリカン・ポップ・アート展
  • 072(13.10.11)/竹内栖鳳日本画の「虎」を「獅子」に変貌させた──竹内栖鳳展 近代日本画の巨人
  • 073(13.10.18)/「洋画家の冬の時代」に森鴎外が評価しつづけた原田直次郎──鴎外と画家 原田直次郎 〜文学と美術の交響〜
  • 074(13.10.25)/森鴎外に短篇小説「天寵」を書かせた宮芳平の《椿》──宮芳平展─野の花として生くる。
  • 075(13.11.01)/ミケランジェロ最後の審判」の面白みは〝ゆらぎ〟にあり──ミケランジェロ展 天才の軌跡
  • 076(13.11.08-15)/ターナーの「晩年作」にこそ凄みがある理由──ターナー
  • 077(13.11.22)/こんな構図、印象派ルノワールやモネにはない──カイユボット展
  • 078(13.11.29)/須田一政の写真は「意」でなく「姿」を撮している──須田一政 なぎひら
  • 079(13.12.06)/私に一番強いインパクトを与えた植田正治砂丘シリーズ」の一枚──生誕一〇〇年! 植田正治のつくりかた
  • 080(13.12.13)/クーデルカは「プラハ一九六八」だけの写真家ではない──ジョセフ・クーデルカ
  • 081(13.12.20-27)/この絵を見せられて「誰の作品でしょう?」と尋ねられたら──印象派を超えて 点描てんびょうの画家たち
  • 082(14.01.01-10)/「犬も歩けば」式にトマシェフスキに出会った──トマシェフスキ展 世界を震わす詩学
  • 083(14.01.17)/踊り手たちを完全に支配した「実験工房」野心的オブジェ──実験工房 戦後芸術を切り拓く
  • 084(14.01.24)/〝旅の版画家〟川瀬巴水が好んで描いた「雪景色の増上寺」──生誕130年 川瀬巴水展 郷愁の日本風景
  • 085(14.01.31)/都知事選にも二度出馬した前衛芸術家・秋山祐徳太子──秋山祐徳太子 大博覧会
  • 086(14.02.07)/見る者を分断し突き刺す 北島敬三の連作「種差」──北島敬三『種差 四十四連図』
  • 087(14.02.14)/未知の絵師「鳥橋斎栄里」に初めて出会った──国際浮世絵学会創立50周年記念 大浮世絵展
  • 088(14.02.21)/明治期日本洋画のリーダー・黒田清輝も助言を求めたシャヴァンヌの歴史絵──シャヴァンヌ展
  • 089(14.02.28)/モネを見るのは日本にかぎる──モネ、風景をみる眼 19世紀フランス風景画の革新
  • 090(14.03.07)/和洋中が生み出した中村不折の「軽み」──没後70年 中村不折のすべて─書道博物館収蔵品のなかから─
  • 091(14.03.14)/90歳を越えた現役画家・野見山暁治ピカソを越えた──野見山暁治展 いつかは会える
  • 092(14.03.21)/北斎にインスパイアされた〝パリの浮世絵師〟──アンリ・リヴィエールの絵ハガキ 《エッフェル塔三十六景》
  • 093(14.03.28)/東京五輪の街頭浄化作戦をあてこすったハイレッド・センターの「路上美術」──ハイレッド・センター 直接行動の軌跡展
  • 094(14.04.04-11)/あの「麗子像」も優れた画家だった──岸田吟香・劉生・麗子 知られざる精神の系譜
  • 095(14.04.18)/「実現した未来都市」新宿の幻影──新宿・昭和40年代─熱き時代の新宿風景─
  • 096(14.04.25)/たった四十日の東京滞在で観光写真集を仕上げた穂苅三寿雄──大東京観光アルバム
  • 097(14.05.02)/日本最初の写真家・下岡蓮杖はただの「奇人」ではない──没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖
  • 098(14.05.09-16)/版画家・川上澄生が北米暮らしで培ったハイカラな色合い──川上澄生 愉しきノスタルジア
  • 099(14.05.23)/現代の格闘イベントに通じるジャック・カロの祝祭性──ジャック・カロ リアリズムと奇想の劇場
  • 100(14.05.30)/バルテュスの二次元でも三次元でもない絵──バルテュス
  • 101(14.06.06)/桑原甲子雄の写真は風が吹いている──桑原甲子雄の写真 トーキョー・スケッチ60年
  • 102(14.06.13)/謎の牙彫家・安藤緑山が象牙に刻んだ「フサフサな竹の子」──超絶技巧!明治工芸の粋 ─村田コレクション一挙公開─
  • 103(14.06.20)/35年越しに伝わったフォートリエ「黒の青」の衝撃──ジャン・フォートリエ展
  • 104(14.06.27)/ベケット作『ゴドーを待ちながら』は絶望の中に希望を見出すドラマである──サミュエル・ベケット
  • 105(14.07.04)/デュフィの絵からは賑やかな声が聞こえてくる──デュフィ
  • 106(14.07.11)/無愛想を目指した陶工・濱田庄司の「下手ものの美しさ」──生誕120年記念 濱田庄司
  • 107(14.07.18)/富岡鉄斎の画は八十代になってさらに磨かれた──没後90年 鉄斎 TESSAI
  • 108(14.07.25-08.01)/和田誠が大好きな映画を描いた「お楽しみシネマ画集」──和田誠 シネマ画集』
  • 109(14.08.08)/ルノワールとは異なるヴァロットンの「豊満」な裸婦──ヴァロットン展 冷たい炎の画家
  • 110(14.08.15-22)/浮世絵でジャポニスムを学んだアメリカの「八人組」──ボストン美術館 華麗なるジャポニスム
  • 111(14.08.29)/写真家・岡村昭彦と旧日本軍兵士・柿沢健十の関係──岡村昭彦の写真 生きること死ぬことのすべて
  • 112(14.09.05)/永井荷風も愛した石版画家・織田一磨の「東京風景」──都市風景の記録者「織田一磨と東京風景」展
  • 113(14.09.12)/冷戦時代のモスクワで「アメリカ博覧会」をプロデュースしたジョージ・ネルソン──ジョージ・ネルソン展 ──建築家、ライター、デザイナー、教育者
  • 114(14.09.19-26)/『あしたのジョー』の変化が伝える「時代のドライブ」──あしたのジョー、の時代展
  • 115(14.10.03)/建物の内側までデザインした「建設者」ピエール・シャロー──建築家ピエール・シャローとガラスの家展 ─ポンピドゥー・センター・コレクションが魅せるアール・デコ時代の革新─
  • 116(14.10.10)/種村季弘が見出した新進気鋭の画家「カボチャラダムス」──種村季弘の眼 迷宮の美術家たち
  • 117(14.10.17)/「ディスカバー・ジャパン」のポスターで「懐かしさ」を再発見した──ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 「遠く」へ行きたい
  • 118(14.10.24)/夢魔と童心が同居した極貧の版画家・谷中安規──谷中安規
  • 119(14.10.31)/スターリニズムの時代に異彩を放ったクルーツィスのアヴァンギャルドなポスター──ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム
  • 120(14.11.07)/菱田春草の超絶的な絵の上手さに打ちのめされた──菱田春草
  • 121(14.11.14)/大混雑のおかげで北斎の「刷りの良さ」が伝わってきた──ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎
  • 122(14.11.21)/師岡宏次が写した「銀座がもっとも輝いていた時」──モダン都市 銀座の記憶 ─写真家・師岡宏次の写した50年─
  • 123(14.11.28)/心がウキウキしてくる川西英のカラフルな版画──生誕120年 川西英回顧展
  • 124(14.12.05)/篠山紀信が撮った「時代のアイコンと横尾忠則」──記憶の遠近術〜篠山紀信横尾忠則を撮る
  • 125(14.12.12)/赤瀬川原平が赤瀬川克彦の頃に描いた「貧しき家族」──赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで
  • 126(14.12.19)/『少年マガジン』で知ったキリコの印象が40年ぶりに変わった──ジョルジュ・デ・キリコ ─変遷と回帰─
  • 127(14.12.26)/庭園美術館のリニューアルで気になる「玄関のヒビ」──アキーテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築を見る
  • 128(15.01.01-09)/ホドラーが絵の中に込めた「オイリュトミー」とは何か?──フェルディナント・ホドラー
  • 129(15.01.16-23)/デ・クーニングの描く女性の唇を見て、ある人の描く唇を思い起こした──ウィレム・デ・クーニング展
  • 130(15.01.30)/あの画家も描いていた「東京駅の一〇〇年」──東京駅100年の記憶
  • 131(15.02.06)/奈良原一高が撮し取った「沈黙」が生々しい──奈良原一高 王国
  • 132(15.02.13)/そうそう、あの頃の新宿はこんな風景だった──写真展 新宿・昭和50─60年代 〈昭和〉の終わりの新宿風景
  • 133(15.02.20)/「人間、四十五歳を過ぎてはならない」そう言って自殺したパスキンの作品群に魅了された──生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子 パスキン展
  • 134(15.02.27)/スーラが創始しシニャックが理論化した「新印象派」とは?──印象派─光と色のドラマ
  • 135(15.03.06)/洋画家・向井潤吉が描いた新聞連載小説のシャープな挿絵──向井潤吉と文学─連載小説の挿絵と装幀を中心に
  • 136(15.03.13)/失われた常盤新平さんの蔵書が見事に再現されるまで──常盤新平─遠いアメリ
  • 137(15.03.20)/私の好奇心を強く刺激した九十七歳の画家ダーロフ・イプカー──『The Cat at Night』
  • 138(15.03.27)/最後の浮世絵師・小林清親の動植物画は北斎、広重とはひと味違う──没後100年 小林清親展 文明開化の光と影をみつめて
  • 139(15.04.03)/二十世紀の画家にとって書物は一つのアートだった──紙片の宇宙 ARTISTS BOOKS BY 20TH CENTURY MASTERS
  • 140(15.04.10)/日本画家・小杉放菴は相撲が大好きな漫画家だった
  • 141(15.04.17)/鳥の絵が特徴的な島谷晃の表紙絵──會津博への贈りもの
  • 142(15.04.24)/私の中のケネディ・ブームが少しよみがえった──JFK─その生涯と遺産」展
  • 143(15.05.01)/横尾忠則が本能に逆らえずに創造した大阪万博の「せんい館」──大阪万博1970 デザインプロジェクト
  • 144(15.05.08-15)/「太陽の時期」に描かれたマグリットらしくない作品群──マグリット
  • 145(15.05.22)/同い年の絵師「若冲と蕪村」展で眺め入った素朴な大作──生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村
  • 146(15.05.29)/植草甚一が本や雑誌、音楽、映画を綴った「勤勉なノート」に感動──植草甚一スクラップ・ブック
  • 147(15.06.05)/鉄道会社が作った懐かしの球団と球場を紹介した無料の展覧会──野球と鉄道─幻の球場と思い出の球団
  • 148(15.06.12)/ひっくり返った蛙は死んでいるのか気絶しているのか···──鳥獣戯画─京都高山寺の至宝─
  • 149(15.06.19)/世界のトップモデル・山口小夜子は「裏方志望」だった──山口小夜子 未来を着る人
  • 150(15.06.26)/植田正治が「神様に近い存在」と語ったソフトフォーカスの名手・塩谷定好──知られざる日本芸術写真のパイオニア 塩谷定好作品展
  • 151(15.07.03)/ユトリロが人物画を描かなかったのは母ヴァラドンのせい?──ユトリロとヴァラドン 母と子の物語
  • 152(15.07.10)/達筆、悪筆、超悪筆······文豪50人の「直筆原稿」──作家50人の直筆原稿 雑誌『風景』より
  • 153(15.07.17-24)/三十六歳で隠居して文人画を残した田能村竹田のマグマ──没後180年 田能村竹田
  • 154(15.07.31)/島原・天草の乱と見せかけて戊辰戦争を描いた二十九歳の月岡芳年──浮世絵の戦争画 ─国芳芳年・清親─
  • 155(15.08.07)/建築家ル・コルビュジエは「写真家」だった──写真家としてのル・コルビュジエ
  • 156(15.08.14)/音楽家と総合芸術家エリック・サティの二つの顔──異端の作曲家 エリック・サティとその時代展
  • 157(15.08.21-28)/明治維新後も食いっぱぐれなかった「狂画の人」河鍋暁斎──画鬼・暁斎 ─KYOSAI 幕末明治のスター絵師とコンドル
  • 158(15.09.04)/世界の天井が抜けたかのような風景の中の美術館──美ヶ原高原美術館
  • 159(15.09.11)/日生劇場、よみうりホール、早大文学部旧校舎に共通する〝関西流〟──村野藤吾の建築 模型が語る豊饒な世界
  • 160(15.09.18)/今とはずいぶん姿が違う昭和二十年代の「ペコちゃん」──ペコちゃん展
  • 161(15.09.25-10.02)/三人の視線がバラバラだから 絵の中に風が流れている──斎藤与里のまなざし
  • 162(15.10.09)/井上洋介の「小さな絵」も素晴らしい──井上洋介個展 0号
  • 163(15.10.16-23)/伊豆の長八、本職は左官こてで描いた繊細な「厚み」──生誕200年記念 伊豆の長八 幕末・明治の空前絶後の鏝絵師
  • 164(15.10.30)/日本の版画史に輝くリトルマガジン「月映」の三人──月映 TSUKUHAE
  • 165(15.11.06)/絵を売って暮らしたパリで五姓田義松が描いた「操芝居」──没後100年 五姓田義松 ─最後の天才─
  • 166(15.11.13)/幼馴染みの濱谷浩と桑原甲子雄、どちらが「良い写真家」か?──生誕100年 写真家・濱谷浩 ─もし写真に言葉があるとしたら
  • 167(15.11.20)/柳宗悦と全国を旅して学んだ芹沢銈介の「鮮やかな染色」──生誕120年記念 芹沢銈介展
  • 168(15.11.27-12.04)/藤田嗣治の「戦争画」にも猫がいる──MOMATコレクション 藤田嗣治、全所蔵作品展示。
  • 169(15.12.11)/中島清之はちあきなおみの歌謡ショーまで足を運んだ──横浜発 おもしろい画家:中島清之─日本画の迷宮
  • 170(15.12.18)/黒澤明の『羅生門』は原節子ではなく京マチ子だから名作になった──映画女優 京マチ子
  • 171(15.12.25)/戦争の犠牲になった名力士たち──戦後70年「大相撲と戦争」
  • 172(16.01.01-08)/井上長三郎の〈漂流〉はなぜ軍に撤去を命じられたのか?──井上長三郎・井上照子展 ─妻は空気・わたしは風─
  • 173(16.01.15-22)/駅弁「鯛めし」の掛け紙が並ぶ壮観──駅弁むかし物語 ─お弁当にお茶─
  • 174(16.01.29)/「ラファエル前派」は美しいだけの美人画ではない──英国の夢 ラファエル前派展
  • 175(16.02.05)/一九二〇〜三〇年代とはポスター芸術がもっとも優れていた時代である──ようこそ日本へ:1920-1930年代のツーリズムとデザイン
  • 176(16.02.12)/若林奮が考案したモノサシ「振動尺」って何だ?──若林奮 飛葉と振動
  • 177(16.02.19)/あっアレも アレも!アントニン・レーモンドが残した名建築──日本近代建築の父 アントニン・レーモンドを知っていますか
  • 178(16.02.26)/堀潔が描いた半世紀の新宿をカラーで見られるなんて──浮世絵・水彩画に見る新宿風景展 江戸から昭和まで
  • 179(16.03.04)/モダンというかアメリカンな上村一夫の「ヤングコミック」表紙画──少年画報社創業70周年記念 ヤングコミック・レジェンド 上村一夫 表紙画大全集』
  • 180(16.03.11)/相撲絵の大成者・勝川春章が描いた「勧進相撲」──生誕290年記念 勝川春章 ─北斎誕生の系譜
  • 181(16.03.18)/勝川春章の緻密な肉筆美人画もまた素晴らしい──勝川春章と肉筆美人画 ─〈みやび〉の女性像─
  • 182(16.03.25-04.01)/よく見ると宗教的寓意が読み取れる原田直次郎の「風景」──原田直次郎展 西洋画は益々奨励すべし
  • 183(16.04.08)/モランディの作品を眺めながら小津安二郎の映画を思い起こした──ジョルジュ・モランディ─終わりなき変奏
  • 184(16.04.15)/「こんなによい仕事をしているのに!」義憤にかられて埋もれた絵師を発掘した武蔵野の洋画家──国芳イズム──歌川国芳とその系脈 武蔵野の洋画家 悳俊彦コレクション
  • 185(16.04.22)/キッチュでバサラでバロックな陶芸家・宮川香山──没後100年 宮川香山
  • 186(16.04.29)/森蘭丸の絵も並んでいる安田靫彦が描いた「織田信長」──安田靫彦
  • 187(16.05.06-13)/明治末の三越百貨店は「カルチャー・センター」だった──近代百貨店の誕生 ─三越呉服店
  • 188(16.05.20)/黒田清輝がラファエル・コラン以外に影響を受けたフランスの画家とは?──生誕150年 黒田清輝展 ─日本近代絵画の巨匠
  • 189(16.05.27)/高い所が大好きな吉田博が戦時中に描いた「凄いアングル」──生誕140年 吉田博展
  • 190(16.06.03)/「蠟燭」を繰り返し描いた髙島野十郎の光と闇──没後40年 髙島野十郎展 ─光と闇、魂の軌跡
  • 191(16.06.10)/横井弘三は「日本のルソー」どころではない──没後50年〝日本のルソー〞横井弘三の世界展
  • 192(16.06.17)/太田→サントリーのハシゴがおすすめ「2つの広重展」──歌川広重 東海道五十三次と冨士三十六景|原安三郎コレクション 広重ビビッド
  • 193(16.06.24)/鹿角を彫らせたら右に出る者はいない尾崎谷斎の根付が大好きだ──細密工芸の華 根付と提げ物
  • 194(16.07.01)/横尾忠則宇野亜喜良のポスターはあの時代の感じがするが、小島武のポスターは時代を超越している──アートシアター新宿文化・蝎座ポスター展
  • 195(16.07.08)/故郷の画家・国吉康雄の本を刊行した福武總一郎は立派だった──国吉康雄
  • 196(16.07.15)/新宿三丁目の磁場は半世紀経っても変わらない──あゝ新宿─スペクタルとしての都市展
  • 197(16.07.22-29)/安西水丸さんの仕事はマティスを思い起こさせる──イラストレーター 安西水丸
  • 198(16.08.05)/メアリー・カサットの「桟敷席にて」に心底驚いた──メアリー・カサット展
  • 199(16.08.12)/ルノワールは単純なればこその奥行きがある──ルノワール
  • 200(16.08.19-26)/ガラス芸術家ガレはなぜ没後長く評価されなかったのか?──オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ
  • 201(16.09.02)/着実に復興されつつあった終戦直後の東京の初公開写真──『東京復興写真集 1945-1946 文化社がみた焼跡からの再起』
  • 202(16.09.09)/夢二の絵は関東大震災後に「甘さがひかえめ」になった──竹久夢二とモダン都市東京展 ─夢二のいた街、描いた街─
  • 203(16.09.16-23)/社会主義リアリズムが苦手でも新海覚雄には心ひかれた──燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡
  • 204(16.09.30)/小林かいちの描く色気は竹久夢二のそれとは異なる──生誕120年記念 小林かいち
  • 205(16.10.07)/灘本唯人は色を言葉と同じように縦横無尽に使いこなす──『イラストレーション別冊 灘本唯人 にんげんもよう』
  • 206(16.10.14-21)/同じトーマス・ルフの作品とは信じられない──トーマス・ルフ
  • 207(16.10.28)/「植物の波うつような線」でカリエールは人物画を描いた──没後110年 カリエール展
  • 208(16.11.04)/〝琳派の真打〟鈴木其一のモダンなタッチと色彩感覚に驚かされる──鈴木其一展 江戸琳派の旗手
  • 209(16.11.11)/やっぱりダリはたいしたものだ──ダリ展
  • 210(16.11.18)/幼少時の病が牛腸茂雄の「目線」を生んだ──GOCHO SHIGEO 牛腸茂雄という写真家がいた。 1946-1983
  • 211(16.11.25)/みすず書房旧社屋の「最後の一年間」は貴重な文化資料だ──みすず書房旧社屋』
  • 212(16.12.02)/アメコミに刺激を受けたアレシンスキーの「コマ絵の大傑作」──ピエール・アレシンスキー展
  • 213(16.12.09)/大家なのに〆切をきっちり守った水野年方──水野年方展
  • 214(16.12.16)/手塚治虫がデビュー直後に描いた貴重な表紙絵集──手塚治虫表紙絵集』
  • 215(16.12.23)/高倉健の全出演作品を2時間で観る三回忌追悼展──追悼特別展 高倉健
  • 216(17.01.01-06)/クラーナハが描く裸婦はなぜ「図抜けてモダーンな感じ」がするのか?──クラーナハ展─500年後の誘惑
  • 217(17.01.13-20)/近代日本美術史に欠かせない「瑛九」というアーティストを知っているか?──瑛九1935-1937 闇の中で「レアル」をさがす
  • 218(17.01.27)/30万円でも安いと思った秦テルヲの肉筆絵ハガキ──MOMATコレクション
  • 219(17.02.03)/思わず笑ってしまう歌川広景の「江戸名所」全五十点──お笑い江戸名所 歌川広景の全貌
  • 220(17.02.10)/柔らかく 暖かみがあり しかも軽やか 岡本癖三酔の剽軽なる俳画──虚子・かな女・癖三酔─書と画で楽しむ俳句─
  • 221(17.02.17)/ケネディ大統領夫人も魅せられたデザイン集団「マリメッコ」のドレス──マリメッコ展 デザイン、ファブリック、ライフスタイル
  • 222(17.02.24)/東京ネイティブではない強みがある「お散歩オジさん」野田宇太郎──野田宇太郎 散歩の愉しみ──〈パンの会〉から文学散歩まで──
  • 223(17.03.03)/ボナールが描く「矛盾した身振り」の裸体画に衝撃を受けた──オルセーのナビ派展 美の預言者たち─ささやきとざわめき
  • 224(17.03.10)/並河靖之の超絶技巧はとっても「ハイカラ」だ──並河靖之七宝展
  • 225(17.03.17)/この春、私は3度目のカッサンドル展を見に行く──カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命
  • 226(17.03.24-31)/私が好きなのは「ポップなパロディ」だとよくわかった──パロディ、二重の声 ─日本の一九七〇年代前後左右
  • 227(17.04.07)/今年五十九歳の私にとって平田弘史は伝説の漫画家だ──超絶入魂!時代劇画の神 平田弘史に刮目せよ!
  • 228(17.04.14)/時代の「顔」を撮った田沼武能の「カメラアングル」──田沼武能肖像写真展 時代ときを刻んだかお
  • 229(17.04.21)/河鍋暁斎は何回見てもその全体像をつかめない──ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力
  • 230(17.04.28)/西新宿の47年間定点撮影写真で懐かしさが甦ってくる──新宿の高層ビル群ができるまで 塔の森クロニクル
  • 231(17.05.05-12)/「赤い羽根」を手がけたポスター画家・髙橋春人の「悲劇」──ポスターに描かれた昭和〜髙橋春人の仕事〜
  • 232(17.05.19)/バス好きだけど「JRバス」はノーマークだった──JRバス
  • 233(17.05.26)/編集者にして優れた版画家山高登は「東京を写す人」でもあった──東京を写す。東京を彫る。 ─昭和の編集者・山高登の世界─
  • 234(17.06.02)/あなたが「これは」と思うニッポンの家はどれ?──日本、家の列島 ─フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン─
  • 235(17.06.09)/ソール・ライターの写真はまさに「窓」なのだ──ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展
  • 236(17.06.16)/葛飾北斎の「東海道五十三次」も素晴らしい──てくてく東海道北斎と旅する五十三次─
  • 237(17.06.23)/幕末明治に人気の土産物だった富士山写真──幕末明治の写真家が見た富士山
  • 238(17.06.30)/創刊四十二周年の『本の雑誌』は第八号が転機だった──本の雑誌厄よけ展 オモシロ本を求めて42年
  • 239(17.07.07)/千四百人もの人々が米粒より小さく描かれたブリューゲルの「バベルの塔」──ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲルバベルの塔」展 16世紀ネーデルランドの至宝 ─ボスを超えて─
  • 240(17.07.14)/南北朝時代に作られた玉手箱の文化レベルの高さよ!──六本木開館10周年記念展 国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》修理後初公開 神の宝の玉手箱
  • 241(17.07.21-28)/大テレビドラマ博覧会、あの脚本家のコーナーがない──テレビの見る夢 ─大テレビドラマ博覧会
  • 242(17.08.04)/チェコポーランドハンガリーの「三国三様」な映画ポスター──チェコ ポーランド ハンガリーのポスター』
  • 243(17.08.11)/元漁師の不染鉄は海から見た富士山を描いた──没後40年 幻の画家 不染鉄展 
  • 244(17.08.18-25)/性と死の写真家荒木経惟の作品は「虚実」を越えた──荒木経惟 写狂老人A ARAKI Nobuyoshi:Photo-Crazy A
  • 245(17.09.01)/ジャコメッティはモデル泣かせの芸術家だった──ジャコメッティ
  • 246(17.09.08)/東南アジア戦後史の「リアル」を伝えるアーティストたち──サンシャワー・東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで
  • 247(17.09.15)/「本日の浮遊」は肖像写真の原点で、さらにその先を行っている──総合開館20周年記念 TOPコレクション 「コミュニケーションと孤独」 平成をスクロールする 夏期
  • 248(17.09.22)/絹谷幸二は大衆性が図抜けている──絹谷幸二 色彩とイメージの旅
  • 249(17.09.29)/〝お祭り野郎〟アルチンボルドの絵が引き起こす「ある印象」──アルチンボルド
  • 250(17.10.06)/和田誠の作品には常に「軽さのエレガンス」がある──和田誠と日本のイラストレーション
  • 251(17.10.13-20)/黒田清輝よりも後進に影響を与えた「やに派」浅井忠──浅井忠の京都遺産 ─京都工芸繊維大学 美術工芸コレクション─
  • 252(17.10.27)/「漢にして倭を兼る男」二代目狩野元信の画技──六本木開館10周年記念展 天下を治めた絵師 狩野元信
  • 253(17.11.03)/総合芸術家・東郷青児はアレもコレも関わっていた──生誕120年 東郷青児展 抒情と美のひみつ
  • 254(17.11.10)/ブラジル移民の写真家・大原治雄の作品に共通する「垂直性」──ブラジルの大地に生きた写真家・大原治雄
  • 255(17.11.17)/安藤忠雄の建築物は自然と共生している──国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展─挑戦─
  • 256(17.11.24)/何度もその絵を見に戻った、ネーベルの「大聖堂時代」──オットー・ネーベル展 シャガールカンディンスキー、クレーの時代
  • 257(17.12.01)/「シャガールはええなぁー」──シャガール 三次元の世界
  • 258(17.12.08)/澁澤龍彥さんに尋ねてみたかったこと──澁澤龍彥 ドラコニアの地平
  • 259(17.12.15)/複製芸術でもオリジナルを見るべき理由──パリ♡グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展
  • 260(17.12.22)/森鷗外と「三人冗語」の文人たち──明治文壇観測 鷗外と慶応3年生まれの文人たち
  • 261(18.01.01-05)/パリの壮大な眺望や名所を素通りした「無名の写真家」アジェ──TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神
  • 262(18.01.12-19)/写真家ユージン・スミスはただの社会派ではなかった──生誕100年 ユージン・スミス写真展
  • 263(18.01.26)/北斎が有名画家を驚かせた「広範囲な影響」がわかった──北斎ジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃
  • 264(18.02.02)/「モリカズ様式」の明るさがかえって胸を打つ熊谷守一の「ヤキバノカエリ」──没後40年 熊谷守一 生きるよろこび
  • 265(18.02.09)/初めて見た第十八代横綱おおづつは想像を超えた大きさだ──明治時代の大相撲
  • 266(18.02.16-23)/同じアール・ヌヴォーの影響を受けた中澤弘光と親友・杉浦非水の違い──中澤弘光 明治末〜大正〈出版の美術〉とスケッチ
  • 267(18.03.02)/貸本屋で出会った漫画家・滝田ゆうはいろいろな顔を持っていた──昭和✕東京下町セレナーデ 滝田ゆう
  • 268(18.03.09)/光線画の小林清親だから描けた「はらはらと降る雪」──『傑作浮世絵コレクション 小林清親 光と影をあやつる最後の浮世絵師』
  • 269(18.03.16)/伝説のコラージュ作家・岡上淑子の運命的なライフヒストリー──岡上淑子コラージュ展 ─はるかな旅」
  • 270(18.03.23-30)/サヴィニャックのポスター画はユーモラスで暖かい──練馬区独立70周年記念展 サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
  • 271(18.04.06)/野島康三の女性写真は岸田劉生の女性画に匹敵する──『光画』と新興写真 モダニズムの日本
  • 272(18.04.13)/レコードジャケットを総合芸術に高めたヒプノシスの「この一点」──ヒプノシス全作品集』
  • 273(18.04.20)/戦後すぐの東京はこんな感じだったのか──希望を追いかけて〜フロリダ州立大学所蔵写真展〜
  • 274(18.04.27)/新宿は関東大震災で誕生した新興都市だった──天空から見た新宿風景 ─鳥のように空から新宿の街を眺めたら─
  • 275(18.05.04-11)/ヨゼフ・チャペックは大人目線で少年少女を描かなかった──チャペック兄弟と子どもの世界 〜20世紀はじめ、チェコのマルチアーティスト
  • 276(18.05.18)/五木田智央の作品は『ガロ』的な現代アートだ──五木田智央 PEEKABOO
  • 277(18.05.25)/「くすみ」があるから都会的な相笠昌義の「日常生活」──日常生活 相笠昌義のまなざし
  • 278(18.06.01)/横山大観が料亭に描いた「もうひとつの富士」──生誕150年 横山大観展
  • 279(18.06.08)/趣味や職業が同じ人たちを重ね撮りした北野謙の肖像写真──『our face 日本に暮す様々な人々3141人を重ねた肖像』
  • 280(18.06.15)/どこで描いたのか想像が膨らむ山髙登の木版画──山髙登 木版画
  • 281(18.06.22)/ジョルジュ・ブラックはキャンバスを飛び出して立体的なものへと向かって行った──ジョルジュ・ブラック展 絵画から立体への変容 ─メタモルフォーシス
  • 282(18.06.29)/関東大震災後の東京を描き続けた長谷川利行の「上野大時計」──長谷川利行展 七色の東京
  • 283(18.07.06)/自伝小説『出帆』の挿絵に見る竹久夢二の「女性関係」──夢二繚乱
  • 284(18.07.13)/巨大な都市を廃材でカラフルに作るアフリカ出身のアーティスト──『BODYS ISEK KINGELEZ』
  • 285(18.07.20-27)/土着性に敏感な写真家・内藤正敏の意外な初期作品──内藤正敏 異界出現
  • 286(18.08.03)/東京国立近代美術館の展覧会にハズレなし。展示が難しいマッタ=クラークに打ちのめされた──ゴードン・マッタ=クラーク展
  • 287(18.08.10)/瀧口修造の「デカルコマニー」は期待通りの美しさだった──所蔵作品展「MOMATコレクション」 瀧口修造と彼が見つめた作家たち
  • 288(18.08.17-24)/信藤三雄のCDジャケットデザインは「新しくて懐かしい」──ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ
  • 289(18.08.31)/イサム・ノグチを触発した錚々たる芸術家と「名横綱」──イサム・ノグチ─彫刻から身体・庭へ─
  • 290(18.09.07)/都電駅に並ぶ人々はなぜこっちを見ている?──言葉を超えた写真家 富山治夫『現代語感』
  • 291(18.09.14)/『石版東京図絵』の挿絵は横山操だったのか!──横山操展 〜アトリエより〜
  • 292(18.09.21-28)/同世代の小貫政之助と山口瞳にある「戦中派の共通点」──没後30年・小貫政之助 語りえぬ言葉
  • 293(18.10.05)/藤田嗣治の作品が長い間「幻」だった理由──没後50年 藤田嗣治
  • 294(18.10.12-19)/双葉山よりパトロン・細川護立のほうが背が高かった──双葉山 ─没後50年を迎えて─
  • 295(18.10.26)/進駐軍人が撮影した敗戦直後のカラー映像が生々しい──企画展「東京150年」
  • 296(18.11.02)/「教頭先生」會津八一が揮毫した「中村屋」の菓子──独往の人 會津八一
  • 297(18.11.09)/横山華山は芸術家でありながら職人だった──横山華山
  • 298(18.11.16)/「分類不能」と無視された「日本かぶれ」ピエール・ボナール──オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール
  • 299(18.11.23)/赤瀬川原平瀧口修造とデカルコマニーの美術史学的課題──赤瀬川原平 未発表コラージュ展
  • 300(18.11.30)/カール・ラーションは作風とはかなり違った容貌魁偉の男だった──カール・ラーション
  • 301(18.12.07)/聖と俗の画家ジョルジュ・ルオーがこの絵につけた「意味深なタイトル」──ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ
  • 302(18.12.14)/アジア諸国のアート史でわかった「特殊な戦後日本」──アジアにめざめたら アートが変わる、世界が変わる1960−1990年代
  • 303(18.12.21)/アッと声を出したくなった北脇昇のカラー遺作──遠くへ行きたい コレクションによる小企画
  • 304(19.01.01-04)/ピンとこなかったロシアロマン派の「これは」と思えた画家──国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア
  • 305(19.01.11)/ポスターとスライドで知る一九二〇~三〇年代の映画文化──国立映画アーカイブ開館記念 映画ポスター モダン都市風景の誕生 NFAJ所蔵《みそのコレクション》より
  • 306(19.01.18-25)/美術監督木村威夫はあの映画セットも手がけていた──国立映画アーカイブ開館記念 生誕100年 映画美術監督 木村威夫
  • 307(19.02.01)/装丁家・多田進の「地味系」と「ファンキー系」──百人一冊 多田進 装丁の仕事100冊 1971-2018
  • 308(19.02.08)/大学生で漫画と別れた私がバロン吉元と「再会」した理由──画業60年還暦祭 バロン吉元☆元年
  • 309(19.02.15-22)/思い出ある場所の戦前風景を目にするのはどこか懐かしい──清川泰次 昭和の学生旅行
  • 310(19.03.01)/東大全共闘のリーダーが記録映画で出す「静かなる圧」──『記録映画アーカイブ3 戦後史の切断面 公害・若者たちの叛乱・大阪万博
  • 311(19.03.08)/構図、色合いがモダンな明治生まれの浮世絵師・小原古邨──小原古邨
  • 312(19.03.15)/洋画家・林倭衛が一人娘に残した画帖たち──林倭衛展(1895―1945) ···残された画帖を開く···
  • 313(19.03.22)/六本木六丁目の路地や坂道が大好きだった──港区麻布地区総合支所地域事業「麻布未来写真館」
  • 314(19.03.29)/河鍋暁斎展、一番印象に残ったのは動物画ではなく······。──河鍋暁斎 その手に描けぬものなし
  • 315(19.04.05)/ウドー音楽事務所が招聘した海外アーティストのすべて──熱音時代 1967→
  • 316(19.04.12)/田沼武能の「東京」という被写体に色々なことを知らされた──田沼武能写真展 東京わが残像 1948―1964
  • 317(19.04.19)/東京相撲大阪相撲の「奇妙な関係」がすっきり把握出来た──大阪と相撲
  • 318(19.04.26)/ワイエスのこの徹底したリアリズムには凄みを感じる──美術愛住館一周年記念 アンドリュー・ワイエス
  • 319(19.05.03-10)/七十半ばをすぎてこの風刺画をものする福沢一郎のエネルギーは大したものだ──福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ
  • 320(19.05.17-24)/明治末の文化拠点・三越を支えた図案部主任・杉浦非水──イメージコレクター・杉浦非水展
  • 321(19.05.31)/編集者・小野二郎の「多面的活躍」を見よ──ある編集者のユートピア 小野二郎ウィリアム・モリス晶文社、高山建築学
  • 322(19.06.07)/ウィリアム・モリス崎陽軒に共通する大衆芸術性──サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展──美しい生活を求めて
  • 323(19.06.14)/五月場所で見た元稀勢の里の律儀な姿にキュンとなった──特別展七十二代横綱稀勢の里
  • 324(19.06.21)/写真家・宮本隆司さんとサッポロビール恵比寿工場の思い出──宮本隆司 いまだ見えざるところ
  • 325(19.06.28)/クリムトの美女と藤原紀香を眺め比べた贅沢な体験──クリムト展 ウィーンと日本1900
  • 326(19.07.05)/アトリエ船で川を内側から描いた「水辺の画家」ドービニー──シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派への架け橋
  • 327(19.07.12)/昭和五十一年の四谷三丁目交差点の写真にギョッとした──新宿風景 一枚の写真 そして未来へ


坪内祐三の読書日記/マンダムのCMは大林宣彦の作品だったのか」(『本の雑誌』2018年7月号)

四月二日(月) 午前中いっぱいかけて溜っていた『週刊ポスト』の私の執筆文を切り抜きファイリングする。カラーグラビア連載の「眼は行動する」は二百七十回を越えたけれど通観すると凄いものだ。(何故本にしないのかと尋ねられたことがあるが、展覧会の開催中はともかくそれ以外の時期に絵画やポスターを本に収録したら大変な額の掲載料を要求されるから不可能なのだ)。