(25)四百字十一枚

四百字十一枚

ローカル日記三部作の「葉山日記」がついに単行本になった*1
漫画雑誌編集者の二冊の回想集*2
ターザン山本の語り下ろし対談集の第二弾*3
いよいよ『記憶の場』の刊行が始まった*4
三宿の古本屋で見つけた『六浦光雄作品集』*5
あのブックス・アンド・カンパニーについての本*6
伝説の古書店についての、しかも孫が書いた、本が出た*7
このところ、『風景』のバックナンバーを拾い読みしている*8
渋谷のパルコブックセンターで見つけた二冊のエッセイ集*9
アブドーラ・ザ・ブッチャーはストリートワイズである*10
写真は何に「まなざし」をそそぐのか*11
池袋ジュンク堂トーク・セッションの謝礼で『徳田秋聲全集』第二十五巻を買った*12
国内「亡命」者の遺した珠玉の雑文集*13
『男どアホウ甲子園』と『ウルトラマン』と『略称・連続射殺魔』を作った人の自伝*14
ポーリン・ケイルの映画評論集が予告から十八年目にして刊行された*15
一九七四年四月、六十五歳の植草甚一は初めてニューヨークにいった*16
田村義也さんに装丁してもらいたかった一冊の本*17
感動の大安売りの時代に本当に感動出来る本*18
三島由紀夫の書簡が集大成された*19
少し昔の東京食べ物屋ガイドを、文字通り「雑読」している*20
テリー・イーグルトンとアルバート・フィニーは同じ町の出身だって*21
常盤新平の描く『ニューヨーカー』風ニューヨーク・ラブストーリー*22
小中陽太郎と海老坂武の新刊は続けて読むべきだ*23
小沢信男の新作は「二つの時代」を生きた人ならではの傑作である*24
丸山眞男の書簡集が完結した*25
三たびホリキリの季節*26
二年前に出た前田陽一の遺稿集『含羞のエンドマーク』を新刊﹅﹅で見つけた*27
吉田豪のインタビュー集『人間コク宝』はやはり凄く面白かった*28
銀座が銀座らしかった時代の『銀座百点』を読みふけっている*29
去年の暮れに早稲田の古本屋で偶然見つけた一冊の新刊本*30
ロラン・バルト著作集の『現代社会の神話』は『神話作用』の完全訳だ*31
月の輪書林からもらった二冊のオマケ*32
福田恆存の「解つてたまるか!」の三十七年ぶりの上演をみてきた*33
エドマンド・ウィルソンの真骨頂はジャーナリスティックな雑文にあり*34
高橋英夫の読書エッセイ集の最新刊*35
青木正美の『古書肆・弘文荘訪問記』は評伝文学の傑作だ*36
児玉清の描く信欣三の思い出が面白い*37
伝説のバー「ホワイト」が丸ごと一冊の本になった*38
柳田泉の『随筆 明治文学』の東洋文庫化は本当に嬉しい*39
谷沢永一の『紙つぶて』「自作自注最終版」の刊行に寄せて*40
前田愛はいかにして都市記号論を体得していったのか*41
十年前に私は、タヌキの置き物の飾ってある定食屋で岡崎武志と昼食を共にした*42
神保町の東京堂書店で『アーモリー・ショウ物語』が平積みされていた*43


あとがき
著者略歴

*1:論座』2002年11月号

*2:論座』2002年12月号

*3:論座』2003年1月号

*4:論座』2003年2月号

*5:論座』2003年3月号

*6:論座』2003年4月号

*7:論座』2003年5月号

*8:論座』2003年6月号

*9:論座』2003年7月号

*10:論座』2003年8月号

*11:論座』2003年9月号

*12:論座』2003年10月号

*13:論座』2003年11月号

*14:論座』2003年12月号

*15:論座』2004年1月号

*16:論座』2004年2月号

*17:論座』2004年3月号

*18:論座』2004年4月号

*19:論座』2004年5月号

*20:論座』2004年6月号

*21:論座』2004年7月号

*22:論座』2004年8月号

*23:論座』2004年9月号

*24:論座』2004年10月号

*25:論座』2004年11月号

*26:論座』2004年12月号

*27:論座』2005年1月号

*28:論座』2005年2月号

*29:論座』2005年3月号

*30:論座』2005年4月号

*31:論座』2005年5月号

*32:論座』2005年6月号

*33:論座』2005年7月号

*34:論座』2005年8月号

*35:論座』2005年9月号

*36:論座』2005年10月号

*37:論座』2005年11月号

*38:論座』2005年12月号

*39:論座』2006年1月号

*40:論座』2006年2月号

*41:論座』2006年3月号

*42:論座』2006年4月号

*43:論座』2006年5月号