- 『男の教養 トンカツ放談』、福田和也✕石丸元章、KKベストセラーズ、2010年11月5日初版第1刷発行
構成/適菜収
デザイン モリタミツル
表紙写真 平山訓生
写真 平山訓生 永井浩 玉置雄 佐粧俊之 生駒安志 共同通信社 PANA通信社
初出 『CIRCUS』2005年11月号~2010年10月号(2006年4月号~6月号休載)
- 快楽の思い出はナチだろうとスターリンだろうと誰も奪えない
- 泥仕事をしてでもしぶとく生活するのが「男のプライド」
- カネの使い方、間違ってるよ。今すぐデフレ思考を修正せよ
- 自分の人生を子供に預けすぎ。パチンコ屋に並んでいる親父のほうがましだよ
- 株なんて買っている場合じゃない。背伸びして派手に自分に投資せよ!
- 自己実現なんて言うけど20代のガキに「自己」なんてないよ
- 老化、もちろんウエルカム! 最高のエイジングで美を極めよ
- 実在する「もののけ」米良美一と江原啓之の商品価値とは?
- 他人に言えない秘密の10や20は持っていないと大人とは言えない
- 「保守派」と呼ばれている先生方、「保守」について説明できますか?
- まずは足場を確かめよ。靖国問題を語る前に地元の蕎麦屋に通え!
- 「作り事なんてウソだ」というのは子供の論理。一生懸命大人を演じることが大切なんだ
- たとえ間違えても、本能と勘に従って生きたほうがいい
- 銀座久兵衛の豪華ランチ? 女子供が喜ぶような鮨屋はダメだよ
- 人生の幸せを考えたら、中国語なんて絶対に勉強してはいけない!
- プライドが高すぎると大博打が打てない。20代、30代で守りに入ってどうする?
- 時には大物とケンカしよう。パンチひとつ入れられれば大手柄なんだから
- 今の若い小説家はひどいことになってる。もっと吉行淳之介に学ぶべきだね
- 最悪なのは日本人の英語信仰。日本語で可能性がない奴は英語ができても仕方がない
- 脳科学者・茂木健一郎の正体と「頭がいい」の本当の定義
- 胃腸が悪くて揚げものが食えない安倍晋三とは、絶対に友達にはなれないよ
- 北朝鮮を許さないというのは簡単な正義。総理大臣の仕事は単純な善悪では割り切れない
- 商社の世界も同じだけど、あまりいい背広を着ている人は出世しない
- 大連立構想にプッツン会見······。小沢一郎の頭の中はどうなってるの?
- 湯木貞一の子供で一番の醜女はあのババアでしょ。吉兆を語る!
- 戸越銀座通り魔少年を叱る! まずは万引、窃盗、ドラッグから始めなさい
- トンカツ屋でも親子どんぶり。山崎拓先生に変態の真髄を学ベ!
- ネット世論なんてゴミ同然。無能な怠け者に権力を与えるのはよくないよ
- カネにならないムダなものを身に付けること。それが教養です
- 硫化水素自殺のプチ・ブーム。便所の洗剤で死んでしまう人生って何?
- 秋葉原通り魔殺人。すべてを格差社会の問題にするのもどうなの?
- 尖閣諸島の中国製パイプライン。あんなもの魚雷一発で壊せばいいんだよ!
- 月亭可朝逮捕に抗議する。可朝は生きている志ん生、春団治なんだよ!
- リーダーは元気と確信がないとダメ、確信があればデタラメでもなんとかなる
- 猪木もアリも東ちづるの貧乳も、みんな揉まれて大きくなった!
- 田原総一朗に本を書かせてはダメ。あれは最悪の人間だよ!
- 高橋是清みたいに女房と妾を同居させるような人が経済をやらないとダメ
- イスラエルの大暴走。いっそこのまま独裁国家になればいいんじゃないの
- 松下幸之助の強みは、自分の弱点を全部アドバンテージにしてしまったこと
- 大韓航空機爆破の金賢姫。大塚の熟女デリヘルなら指名ナンバーワンだよ
- 自作自演の虚報の数々。捏造新聞社が『週刊新潮』の誤報を叱る
- 清志郎が死んじゃったけど、いつものように揚げものキメてブッ飛ばそうぜ
- 失われたものの大きさを知る。トンカツの名店と酒場の不文律を継承せよ
- 日米民主党時代で世界は大混乱へ。豚は血統で、政治家は目で真贋を判断すべし
- フライドチキンを骨までシャブりながら、押尾学と酒井法子の逃走論にモノ申す
- 岡田克也は、まるでアメリカのアダルトビデオに出てくる東洋系のポルノ男優だよ
- 「この人は裏切りにくいな」と思わせる能力があるかどうかも人間の器量のうち
- 女詐欺師が大活躍。婚活している暇があったら、トンカツ食えばいいのに
- 清濁併せのむ政治家・岸信介は悪魔と手を組んで日本を復興させた
- 小沢一郎にとって人間は、身内と敵と使用人の三種類。田中眞紀子と同じです
- 民主党のマスコミ対策と盗用作家の死。誰が政治と文学を殺したのか!?
- 宮崎駿の世界観とエコロジー思想は、基本はナチスです
- 井上ひさしの唯一評価できる点は、女房をボコボコに殴っていたこと
- 酒場に女房を連れて行くな! 女房の存在を忘れるために飲むんだからさ
- 菅直人の師・市川房枝は徹底した国家主義者で全体主義の旗振り役
- 強制起訴を恐れる小沢、楽天三木谷、ユニクロ柳井に見る「いまを生き延びるための哲学」とは?
- 鬼畜ライター・村崎百郎の死を肴に90年代サブカルチャーを総括する
未単行本化
58. トンカツは『男の教養』である!*1
59. 決起に備えて肝を据えよ!*2
60. トンカツは人類への贈り物*3
61. 反骨より軟骨がいい!*4
62. 引き揚げるな!前方へ進め!*5
63. 人民革命を総カツする!*6
64. 被災地に揚陸せよ!*7
65. 余震カツ動継続中!*8
66. ユッケ、レバ刺し、タルタルステーキ!生肉は人生の友*9
68. 暑い夏は生ビールと生肉で!*11
69. 肉を切らせて骨を断つ!*12
70. とんかつソースつけちゃうぞ!*13
71. 幸せの黄色いハムカツ!*14
- スティーブ・ジョブズは何を発明したのか?
- TPP参加反対論者は中国の手先!?
- 中国人の荒廃とギリシャ経済の破綻
- 大王製紙の御曹司と黒岩祐治はどっちがバカか?
- 宴会コンパニオンをはべらす鉢呂吉雄前経産相の人生
73. 揚げましておめでとう!*16
74. 政界再編 意気揚揚*17
75. 「死ぬこと」とトンカツを学ぶ!*18
78. 誰が最初に浮揚するのか?*21
79. トンカツの「隠れた」名店*22
80. 最後に愛はカツ!*23
- 東京のトンカツ屋連載7年の軌跡
- アモーレの閉店と上田のとんかつ屋
- 連載終了後に生き延びるために
*1:『CIRCUS』2010年11月号、52-55頁、まんぷく本店(上田)
*2:『CIRCUS』2010年12月号、50-53頁、北京亭(神保町)
*3:『CIRCUS』2011年1月号、52-55頁、丸重(本石町)
*4:『CIRCUS』2011年2月号、52-55頁、大分唐揚げ専門店「とりあん」(戸越)
*5:『CIRCUS』2011年3月号、50-53頁、串揚げ アンジュ(銀座)
*6:『CIRCUS』2011年4月号、44-47頁、とんかつ水野(赤坂)
*7:『CIRCUS』2011年5月号、46-49頁、とんかつ信濃屋(根津)
*8:『CIRCUS』2011年6月号、48-51頁、玉菊(丸の内)
*9:『CIRCUS』2011年7月号、44-47頁、とんかつ三太(新宿)
*10:『CIRCUS』2011年8月号、48-51頁、むさしや 芝大門店(芝大門)
*11:『CIRCUS』2011年9月号、48-51頁、牛かつ おか田(新橋)
*12:『CIRCUS』2011年10月号、48-51頁、銀座 にし邑(銀座)
*13:『CIRCUS』2011年11月号、48-51頁、美濃屋(新川)
*14:『CIRCUS』2011年12月号、48-51頁、酒場 ふくろ(西池袋)
*15:『CIRCUS』2012年1月号、48-51頁、香味(新橋)
*16:『CIRCUS』2012年2月号、48-51頁、かつ吉 新丸ビル店(丸の内)
*17:『CIRCUS』2012年3月号、96-99頁、中華料理 方園(歌舞伎町)
*18:『CIRCUS』2012年4月号、96-99頁、成蔵(高田馬場)
*19:『CIRCUS』2012年5月号、102-105頁、天山(新川)
*20:『CIRCUS』2012年6月号、96-99頁、ふみぜん(紀尾井町)
*21:『CIRCUS』2012年7月号、100-103頁、楽万コロッケ店(麻布十番)