- 坪内祐三『
文 庫 本 玉 手 箱 』、文藝春秋、平成二十一年六月十日第一刷
装幀 クラフト・エヴィング商會
2004
エメェ・アンベール/茂森唯士訳『絵で見る幕末日本』 講談社学術文庫*1
猪野健治『興行界の顔役』 ちくま文庫 *2
ニック・ホーンビィ/森田義信訳『ソングブック』 新潮文庫*3
滝沢荘一『名優・滝沢修と激動昭和』 新風舎文庫*4
勝海舟/江藤淳・松浦玲編『海舟語録』 講談社学術文庫*5
吉田健一『旨いものはうまい』 グルメ文庫*6
正岡容『東京恋慕帖』 ちくま学芸文庫*7
山口瞳ほか『山口瞳の入生作法』 新潮文庫*8
ダニエル・L・シャクター/春日井晶子訳『なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか』 日経ビジネス人文庫*9
藤森照信『明治の東京計画』 岩波現代文庫*10
源氏鷄太『わたしの人生案内』 中公文庫*11
佐々木嘉信/産経新聞社編『刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史』 新潮文庫*12
2005
長尾三郎『週刊誌血風録』 講談社文庫*13
折口信夫『かぶき讃』 中公文庫*14
長山靖生『おたくの本懐』 ちくま文庫*15
大西巨人『五里霧』 講談社文芸文庫*16
松尾尊兊『滝川事件』 岩波現代文庫*17
H・P・ラヴクラフト/大瀧啓裕訳『ラヴクラフト全集』7 創元推理文庫*18
春風亭柳昇『与太郎戦記』 ちくま文庫*19
藤田嗣治『腕 一本/巴里の横顔』 講談社文芸文庫*20
ヴィトリーニ/鷲平京子訳『シチリアでの会話』 岩波文庫*21
伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』 新潮文庫*22
別冊宝島編集部編『プロレススキャンダル事件史』 宝島社文庫*23
伊藤昭久『チリ交列伝』 ちくま文庫*24
吉行淳之介編『酒中日記』 中公文庫*25
唐十郎『鉛の兵隊』 en-taxi 第9号付録 扶桑社*26
野坂昭如『文壇』 文春文庫*27
山口昌男『「挫折」の昭和史』上下 岩波現代文庫*28
ヴァレリー・ラルボー/岩崎力訳『幼なごころ』 岩波文庫*29
今柊二『定食バンザイ!』 ちくま文庫*30
海野弘『アール・デコの時代』 中公文庫*31
ハーバート・G・ポンティング/長岡祥三訳『英国人写真家の見た明治日本』 講談社学術文庫*32
F・X・トゥール/東理夫訳『ミリオンダラー・ベイビー』 ハヤカワ文庫*33
森本哲郎『懐かしい「東京」を歩く』 PHP文庫*34
石原吉郎『石原吉郎詩文集』 講談社文芸文庫*35
ユクスキュル、クリサート/日高敏隆・羽田節子訳『生物から見た世界』 岩波文庫*36
堀威夫『わが人生のホリプロ いつだって青春』 小学館文庫*37
吉田満/保坂正康編『「戦艦大和」と戦後』 ちくま学芸文庫*38
アンダーワーカー・サポーター編『裏ハローワーク』 コスモ文庫*39
開高健『巷の美食家』 グルメ文庫*40
海野十三/橋本哲男編『海野十三敗戦日記』 中公文庫*41
村松友視『黒い花びら』 河出文庫*42
角田潤『ヴィンテージアロハシャツ』 枻文庫*43
本多秋五『物語 戦後文学史』上 岩波現代文庫*44
田中小実昌『上陸 田中小実昌初期短篇集』 河出文庫*45
根本圭助編『小松崎茂 昭和の東京』 ちくま文庫*46
奥島貞雄『自民党幹事長室の30年』 中公文庫*47
小林秀雄『小林秀雄対話集』 講談社文芸文庫*48
宮塚利雄『日本焼肉物語』 知恵の森文庫*49
清水勲『漫画が語る明治』 講談社学術文庫*50
山本容朗『文人には食あり』 グルメ文庫*51
花井愛子『ときめきイチゴ時代』 講談社文庫*52
小林信彦『テレビの黄金時代』 文春文庫*53
小山清『日日の麺麭 /風貌』 講談社文芸文庫*54
樋口一葉/関礼子編『樋口一葉 日記・書簡集』 ちくま文庫*55
伊達得夫『詩人たち ユリイカ抄』 平凡社ライブラリー*56
ダニエル・キイス/小尾芙佐訳『アルジャーノン、チャーリイ、そして私』 ハヤカワ文庫*57
芝山幹郎『映画一日一本』 朝日文庫*58
2006
ナンシー関『何はさておき』 角川文庫*59
安藤鶴夫 文/金子桂三 写真『寄席はるあき』 河出文庫*60
矢野誠一『酒場の藝人たち』 文春文庫*61
シーシキン他/田中克彦編訳『ノモンハンの戦い』 岩波現代文庫*62
青山光二『吾妹子 哀し』 新潮文庫*63
鶴見俊輔『回想の人びと』 ちくま文庫*64
江戸川乱歩全集 第29巻『探偵小説四十年(下)』 光文社文庫*65
立原正秋『美食の道』 グルメ文庫*66
読売新聞社会部『拝啓 渥美清様』 中公文庫*67
𠮷田和正『結婚詐欺師クヒオ大佐』 新風舎文庫*68
吉田戦車『吉田自転車』 講談社文庫*69
呉智英『犬儒派だもの』 双葉文庫*70
山口瞳ほか『諸君、これが礼儀作法だ!』 新潮文庫*71
長谷川泰子/村上護編『中原中也との愛』 角川ソフィア文庫*72
ジョルジュ・バタイユ/マリナ・ガレッティ編『聖なる陰謀』 ちくま学芸文庫*73
坪内逍遥『当世書生気質』 岩波文庫*74
澁澤龍彥『太陽王と月の王』 河出文庫*75
松本清張『発想の原点』 双葉文庫*76
森茉莉/小島千加子編『マリアの空想旅行』 ちくま文庫*77
横田順彌編著『鳴呼 !! 明治の日本野球』 平凡社ライブラリー*78
ジョシュア・デイビス/酒井泰介訳『負け組ジョシュアのガチンコ5番勝負!』 ハヤカワ文庫*79
川崎長太郎『もぐら随筆』 講談社文芸文庫*80
高田文夫『笑芸日記 一九九六―二〇〇五』 ちくま文庫*81
トルーマン・カポーティ/佐々田雅子訳『冷血』 新潮文庫*82
杉山正樹『寺山修司・遊戯の人』 河出文庫*83
種村季弘『江戸東京《奇想》徘徊記』 朝日文庫*84
塩山芳明/南陀楼綾繁編『出版業界最底辺日記』 ちくま文庫*85
伊藤整『鳴海仙吉』 岩波文庫*86
安西水丸『大衆食堂へ行こう』 朝日文庫*87
上笙一郎『日本の童画家たち』 平凡社ライブラリー*88
阿川弘之・北杜夫『酔生夢死か、起死回生か。』 新潮文庫*89
遠藤周作『狐狸庵交遊録』 河出文庫*90
カント/中山元訳『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』 光文社古典新訳文庫*91
青山南『短編小説のアメリカ 52講』 平凡社ライブラリー*92
アーサー・ミラー/倉橋健訳『セールスマンの死』 ハヤカワ演劇文庫*93
別冊宝島編集部編『巨人軍タブー事件史』 宝島社文庫*94
ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ/宇野邦一訳『アンチ・オイディプス』 河出文庫*95
ビューヒナー/岩淵達治訳『ヴォイツェク/ダントンの死/レンツ』 岩波文庫*96
庄司薫『狼なんかこわくない』 中公文庫*97
大岡玲編『文芸誌「海」精選対談集』 中公文庫*98
ウラジーミル・ナボコフ/若島正訳『ロリータ』 新潮文庫*99
井上ひさし『映画をたずねて 井上ひさし対談集』 ちくま文庫*100
中井英夫『月蝕領映画館』 創元ライブラリ*101
プーシキン/池田健太郎訳『オネーギン』 岩波文庫*102
柴田宵曲『明治の話題』 ちくま学芸文庫*103
2007
横光利一『欧洲紀行』 講談社文芸文庫*104
石川淳/菅野昭正編『石川淳短篇小説選』 ちくま文庫*105
ホルクハイマー、アドルノ/徳永恂訳 『啓蒙の弁証法』 岩波文庫*106
中公文庫編集部編『日本の歴史 別巻 対談・総索引』 中公文庫*107
加能作次郎『世の中へ/乳の匂い』 講談社文芸文庫*108
色川武大『寄席放浪記』 河出文庫*109
吉田豪『男気万字固め』 幻冬舎文庫*110
モーム/行方昭夫訳『サミング・アップ』 岩波文庫*111
朝倉喬司『涙の射殺魔・永山則夫事件』 新風舎文庫*112
戸板康二『團十郎切腹事件』 創元推理文庫*113
ヴァルター・ベンヤミン/浅井健二郎編訳『ベンヤミン・コレクション4 批評の瞬間』 ちくま学芸文庫*114
中山康樹『リッスン』 講談社文庫*115
ジョン・クラカワー/佐宗鈴夫訳『荒野へ』 集英社文庫*116
丸谷才一編著『ロンドンで本を読む』 知恵の森文庫*117
泉麻人『青春の東京地図』 ちくま文庫*118
車谷長吉『贋世捨人』 文春文庫*119
笠智衆『小津安二郎先生の思い出』 朝日文庫*120
荒木経惟『写真への旅』 光文社文庫*121
五人づれ『五足の靴』 岩波文庫*122
ソーントン・ワイルダー/鳴海四郎訳『わが町』 ハヤカワ演劇文庫*123
吉行淳之介『懐かしい人たち』 ちくま文庫*124
江藤淳『アメリカと私』 講談社文芸文庫*125
野口冨士男『私のなかの東京』 岩波現代文庫*126
デイヴィッド・ガーネット/安藤貞雄訳『狐になった奥様』 岩波文庫*127
マルコム・グラッドウェル/高橋啓訳『急に売れ始めるにはワケがある』 ソフトバンク文庫*128
大佛次郎『終戦日記』 文春文庫*129
開高健『日本人の遊び場』 光文社文庫*130
ル・コルビュジエ/生田勉・樋口清訳『伽藍が白かったとき』 岩波文庫*131
竹内洋『大学という病』 中公文庫*132
富士正晴『贋・久坂葉子伝』 講談社文芸文庫*133
坂口謹一郎『日本の酒』 岩波文庫*134
吉本隆明・宇田川悟『吉本隆明「食」を語る』 朝日文庫*135
渡辺和博『キン・コン・ガン!』 文春文庫PLUS*136
竹中労『無頼の点鬼簿』 ちくま文庫*137
梶山季之『ルポ戦後縦断』 岩波現代文庫*138
長谷川如是閑・石橋湛山・小汀利得・小林勇『私の履歴書──反骨の言論人』 日経ビジネス人文庫*139
阿佐田哲也/結城信孝編『天和をつくれ』 小学館文庫*140
大村彦次郎『文壇うたかた物語』 ちくま文庫*141
岡本綺堂/千葉俊二編『岡本綺堂随筆集』 岩波文庫*142
黒川鍾信『神楽坂ホン書き旅館』 新潮文庫*143
田中小実昌『新編かぶりつき人生』 河出文庫*144
野村麻里編『作家の別腹』 知恵の森文庫*145
本田靖春『我、拗ね者として生涯を閉ず』上下 講談社文庫*146
森銑三『明治人物閑話』 中公文庫*147
竹熊健太郎『箆棒な人々』 河出文庫*148
2008
舟橋聖一『相撲記』 講談社文芸文庫*149
杉森久英『大政翼賛会前後』 ちくま文庫*150
岩本素白『東海道品川宿』 ウェッジ文庫*151
鶴見俊輔『期待と回想』 朝日文庫*152
菊池寛『半自叙伝/無名作家の日記 他四篇』 岩波文庫*153
村松友視『文士の酒 編集者の酒』 ランダムハウス講談社文庫*154
吉田健一『吉田健一対談集成』 講談社文芸文庫*155
ジェイムズ・ジョイス/米本義孝訳『ダブリンの人びと』 ちくま文庫*156
海野弘『東京風景史の人々』 中公文庫*157
赤瀬川原平・東海林さだお『老化で遊ぼう』 新潮文庫*158
中島隆信『大相撲の経済学』 ちくま文庫*159
トクヴィル/松本礼二訳『アメリカのデモクラシー 第二巻(上)』 岩波文庫*160
森銑三/小出昌洋編『風俗往来』 中公文庫*161
四方田犬彦『ハイスクール1968』 新潮文庫*162
土門拳/酒井忠康編『風貌/私の美学 土門拳エッセイ選』 講談社文芸文庫*163
高田渡『バーボン・ストリート・ブルース』 ちくま文庫*164
戸板康二『思い出す顔 戸板康ニメモワール選』 講談社文芸文庫*165
インタビュー大須賀瑞夫『田中清玄自伝』 ちくま文庫*166
ルー・テーズ/流智美訳『鉄人ルー・テーズ自伝』 講談社+α文庫*167
木田元『木田元の最終講義』 角川ソフィア文庫*168
吉村昭『わたしの普段着』 新潮文庫*169
和田芳恵『ひとつの文壇史』 講談社文芸文庫*170
横木安良夫『横木安良夫流スナップショット』枻 文庫*171
別冊宝島編集部編『戦後ジャーナリズム事件史』 宝島SUGOI文庫*172
小林信彦『紳士同盟』 扶桑社文庫*173
阿久悠『なぜか売れなかったぼくの愛しい歌』 河出文庫*174
豊下楢彦『昭和天皇・マッカーサー会見』 岩波現代文庫*175
広瀬正『マイナス・ゼロ』 集英社文庫*176
北岡伸一『自民党 政権党の38年』 中公文庫*177
小島政二郎『長篇小説 芥川龍之介』 講談社文芸文庫*178
山城新伍『おこりんぼ さびしんぼ』 廣済堂文庫*179
金子光晴『世界見世物づくし』 中公文庫*180
カート・ヴォネガット/朝倉久志訳『死よりも悪い運命』 ハヤカワ文庫*181
矢野誠一『戸板康二の歳月』 ちくま文庫*182
西條八十『女妖記』 中公文庫*183
川島令三『〈図解〉日本三大都市 幻の鉄道計画』 講談社+α文庫*184
澁澤龍彥『澁澤龍彥書評集成』 河出文庫*185
内堀弘『ボン書店の幻』 ちくま文庫*186
八木福次郎『新編 古本屋の手帖』 平凡社ライブラリー*187
堀田善衞『上海にて』 集英社文庫*188
兵本達吉『日本共産党の戦後秘史』 新潮文庫*189
村山槐多/酒井忠康編『槐多の歌へる 村山槐多詩文集』 講談社文芸文庫*190
ヴァールブルク/三島憲一訳『蛇儀礼』 岩波文庫*191
神林広恵『噂の女』 幻冬舎アウトロー文庫*192
野田昌宏『レモン月夜の宇宙船』 創元SF文庫*193
2009
浅見淵/藤田三男編『浅見淵随筆集 新編 燈火頬杖』 ウェッジ文庫*194
秋山徳蔵『舌 天皇の料理番が語る奇食珍味』 中公文庫*195
大村彦次郎『東京の文人たち』 ちくま文庫*196
つげ義春『つげ義春初期傑作短編集4 貸本編(下)』 講談社漫画文庫*197
フィツジェラルド/永山篤一訳『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 角川文庫*198
石原まこちん『撲殺! 青春レコード』 TOKYO FM出版*199
山本周五郎『小説の効用/青べか日記』 知恵の森文庫*200
あとがき*201
*201:「二〇〇九年四月二十二日」