『週刊文春』7月2日号「文庫本を狙え!」(851)/エリック・ホッファー『現代という時代の気質』(ちくま学芸文庫)
『週刊ポスト』7月10日号「この人に訊け!」/坪内祐三「支局長から「極左で極右」と言われた朝日人のラディカルさ」─永栄潔『ブンヤ暮らし三十六年 回想の朝日新聞』(草思社)
http://www.news-postseven.com/archives/20150703_332509.html
『WiLL』の最新号の堤堯と久保絋之の連載対談でゲストの石井英夫がこの本をホメた時の堤堯の対応を本書の二百頁と読み比べてみれば堤堯がいかに小人物であるかがわかり痛快だ。
「堤堯の対応」
堤 俺も永栄の本は読んだ。面白かったけど、何だかいけすかないヤツだなぁと思ったな。
編集部 そんなことないですよ。朝日のなかでは官僚臭のない、いい人です。
堤 お主は人生経験が浅いから、奴 さんの本質が見えてないんだよ(笑)。
「本書の二百頁」
堤
堯 編集長(当時)がロビーに降りてこられ、不肖の説明を聞いてくれた。論考の筆者、秦郁彦氏にも有楽町マリオンに在った朝日記念会館でお会いし、縮刷直しについて話した。堤さんも秦さんも「何だろう、こいつ」と戸惑っておられる感じだった。