武藤康史「映画が活字になるとき」

『月刊イメージフォーラム』掲載

  1. (90.04) ある家庭婦人の日記
  2. (90.05) 森一生映画旅・旅日記(前篇)
  3. (90.06) 森一生映画旅・旅日記(中篇)
  4. (90.07) 森一生映画旅・旅日記(後篇)
  5. (90.08) 森一生映画旅・旅日記(続篇)
  6. (90.09) 森一生映画旅・旅日記(続々篇)
  7. (90.10) 森一生映画旅・旅日記(完結篇)
  8. (90.11) 映画と網野菊
  9. (90.12) 村山籌子と村山知義(一)
  10. (91.01) 村山籌子と村山知義(二)
  11. (91.02) 村山籌子と村山知義(三)
  12. (91.03) 1990年の映画批評
  13. (91.04) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(一)
  14. (91.05) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(二)
  15. (91.06) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(三)
  16. (91.07) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(四)
  17. (91.08) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(五)
  18. (91.09) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(六)
  19. (91.10) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(七)
  20. (91.11) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(八)
  21. (91.12) 阿部知二「シネマの黒人」注釈(九)
  22. (92.01) 石原慎太郎「恋の戯れ」
  23. (92.02) 大河原孝夫『超少女REIKO』の成立
  24. (92.03) 1991年の映画批評
  25. (92.04) 平林たい子「その人と妻」
  26. (92.05) よりぬき『世界文芸大辞典』(一)
  27. (92.06) よりぬき『世界文芸大辞典』(二)
  28. (92.07) よりぬき『世界文芸大辞典』(三)
  29. (92.08) 里見弴「カット・バック」(上)
  30. (92.09) 里見弴「カット・バック」(中)
  31. (92.10) 里見弴「カット・バック」(下)
  32. (92.11) 里見弴「カット・バック」(続)
  33. (92.12) 里見弴「カット・バック」(完)
  34. (93.01) ルビッチ『天使』日本公開当時の批評(上)
  35. (93.02) ルビッチ『天使』日本公開当時の批評(下)
  36. (93.03) 1992年の映画批評
  37. (93.04) 『極楽特急』日本公開当時の批評(一)
  38. (93.05) 『極楽特急』日本公開当時の批評(二)
  39. (93.06) 『極楽特急』日本公開当時の批評(三)
  40. (93.07) 『極楽特急』日本公開当時の批評(四)
  41. (93.08) 「名作歌舞伎映画祭」を見て
  42. (93.09) 小野勇「ルビツチユの悪戯」(上)
  43. (93.10) 小野勇「ルビツチユの悪戯」(中)
  44. (93.11) 小野勇「ルビツチユの悪戯」(下)
  45. (93.12) 小野勇「ルビツチユの悪戯」(続)
  46. (94.01) 小野勇「ルビツチユの悪戯」(完)
  47. (94.02) 朝日新聞社の社内文書
  48. (94.03) 1993年の映画批評
  49. (94.04) 「小津安二郎展」の記録(上)
  50. (94.05) 「小津安二郎展」の記録(下)
  51. (94.06) 『淑女超特急』公開当時の批評
  52. (94.07) 小津安二郎に関する文献三つ
  53. (94.08) 『極楽特急』日本公開当時の批評(五)
  54. (94.09) 『極楽特急』日本公開当時の批評(六)
  55. (94.10) 『極楽特急』日本公開当時の批評(七)
  56. (94.11) 「季刊 映画王」総目次(上)
  57. (94.12) 「季刊 映画王」総目次(下)
  58. (95.01) 小津特集の参考上映(上)
  59. (95.02) 小津特集の参考上映(中)
  60. (95.03) 1994年の映画批評(上)
  61. (95.04) 1994年の映画批評(下)
  62. (95.05) 小津特集の参考上映(下)
  63. (95.06) 小津特集の参考上映(続)
  64. (95.07) 小津特集の参考上映(完)

武藤康史「文芸時評」

図書新聞』掲載

  • 94.01.15/岩波文庫の93年は里見弴に明け、里見弴に暮れた 歿後十年の里見弴をめぐって
  • 94.02.05/林真理子に圧倒されています どうしてこんなにすごいのか、これからもさらに楽しみな林真理子の文章
  • 94.03.05/人名索引がないのでは出版の意義が減じます 索引・校訂・書誌・年譜······地味な仕事はどうなっているのでしょう
  • 94.04.02/水原紫苑は現代歌人に喧嘩を売ってゐるのです 新境地を開きつつある短歌の姿
  • 94.04.30/今や山本容子が表紙を描いているだけで本を買ってしまう時代です 装幀の現在を横断してみました
  • 94.06.04/優れた漫画と戯曲には映画の影響があったのです えにぐまなみ、平田オリザにしっかり心を摑まれました
  • 94.07.02/澤井信一郎の発言には芸術の鉄案として大いに首肯しました。 ハヤリ物に飛びついて矮小化することを「インスパイア」とはいいません。
  • 94.07.30/新しい恋愛風俗摂取も巧手、小津安二郎と里見弴 キネマ旬報」臨時増刊「小津と語る」に狂喜する
  • 94.09.03/瞠目の書誌学・解題学への熱意 さまざまな工夫をこらした「小堀桂一郎教授著作目録」
  • 94.10.01/興味尽きぬキリシタン文学をめぐる書物の出版ブーム 日本・ポルトガル国交450周年を祝う声か
  • 94.11.05/まだまだほめられ方が足りない石井桃子の小説『幻の朱い実』 過去三百年で五本の指に入る傑作だ
  • 94.12.03/鈴木京香原節子に似てるなんてすばらしいことじゃないか! 平田オリザに明け、平田オリザに暮れた94年

武藤康史「ナナメ読み決定版」

本の雑誌』掲載

  • 91.01/地味な月刊誌にもおしよせる電算写植化の波 ❝電植文字❞に対するとまどいも···
  • 91.02/警察官向け受験雑誌の読みどころ﹅﹅﹅﹅﹅拝見! 警察官向け受験雑誌にも色々あって···
  • 91.03/各誌読書アンケートの読みどころとは 胸がわくわくするアンケートだ
  • 91.04/各誌連載の面白日記はこれだ!? 10年近く連載が続く『日本古書通信』の「柴田宵曲翁日録抄」
  • 91.05/様々な分野の専門誌にもっと映画評を 意外な雑誌に映画評の欄が···
  • 91.06/座談の文字化に構成者の〝隠し味〟を読む 座談の裏側には構成者がいるのだ
  • 91.07/未紹介の古い書簡を読む楽しみ 書簡集の単行本が出にくい中では重宝な雑誌なのである
  • 91.08/私信の誌上公開をめぐるふたつの話題 読んでいて居心地の悪い手紙から投函されなかった手紙まで公開私信も様々だ
  • 91.09/映画の中に登場する〝隠し味〟としての雑誌 チラリと映る雑誌に監督のちょっとした思いを感じることもある
  • 91.10/二つの雑誌でかわされた女優と監督の手紙 中嶋朋子の率直さと市川監督の真摯な反応が印象的
  • 91.11/大学の機関誌・広報誌における名文発見の愉しみ 意外な好エッセイにぶつかることも
  • 91.12/真の書評は学会誌や大学紀要の中にこそある 質・量ともに歯応えある書評が読める
  • 92.01/ユニークな図書紹介コラム「書物の周囲」の筆者が判明 昭和45年1月号から1回も休まず掲載
  • 92.02/「先生」と呼ばれるのをいやがる人、喜ぶ人 「先生」と呼ばれることに対する反応は人さまざまだ
  • 92.03/わたくしごとを巧みに書ける人、それが文学者だ 『ぶ~け』連載中の九月乃梨子の人生相談、漫画はともにいい
  • 92.04/早川書房集英社の新刊案内のチラシは見逃せない 意外なところに好エッセイが
  • 92.05/今や夫婦別姓反対論のほうが面白い 夫婦別姓反対論に「男の地金」が見えてくる!?
  • 92.06/生徒が生徒なら教師も教師 各紙誌に掲載された数々の発言を堪能
  • 92.07/各誌掲載の〈辞書特集〉を読み比べる 辞書の世界に興味は尽きない
  • 92.08/漢和辞典をめぐる四つの話題 「東京人」92年6月号に載った『現代漢語例解辞典』の書評に注目
  • 92.09/谷沢永一は私の父であり、紅野敏郎は私の母である 引用の仕方一つにも文学観が滲み出てくるのである
  • 92.10/筆者名にローマ字表記を添える雑誌 FRaU」の筆者名のローマ字表記は姓が先にくる珍しいタイプ
  • 92.11/国語辞典の語釈を引用するとき 最新版からの引用でないのが悲しい
  • 92.12/『新明解国語辞典第四版』の「動物園」の語釈をめぐって 「読む字引」という表現は一般に誉め言葉となっているが···

武藤康史「文学鶴亀」

ノーサイド』1994年9月号~1996年6月号

  1. 里見弴の巻*1
  2. 野上彌生子の巻*2
  3. 伊藤整の巻*3
  4. 菊池寛の巻
  5. 近松秋江の巻*4
  6. 福田恆存の巻*5
  7. 網野菊の巻*6
  8. 中島敦の巻*7
  9. 尾崎士郎の巻*8
  10. 武者小路実篤の巻*9
  11. 井伏鱒二の巻*10
  12. 志賀直哉の巻*11
  13. 野口冨士男の巻*12
  14. 舟橋聖一の巻*13
  15. 森鷗外の巻
  16. 森銑三の巻*14
  17. 谷崎潤一郎の巻*15
  18. 吉田健一の巻*16
  19. 田山花袋の巻*17
  20. 山田孝雄の巻*18
  21. 久米正雄の巻*19
  22. 徳富蘇峰の巻*20

*1:「「小説の小さん」「大正の鏡花」といった従来の評語では、おさまりきらないものがある。作家・里見弴の全貌はまだ〝発見〞されていない。」

*2:「野上彌生子といえば、99歳10ヶ月まで長寿を保ち、現役の作家として死んだ、そのことばかり言われる。しかし、作品の是非はどうか。」

*3:「批評はしばしば警抜な句を含み、作家論は一部先駆的で、道を開いたという面がある。本当にいいところはそれくらいではないか。」

*4:「愛欲小説の傑作を書いた近松秋江のホレル対象は生きた美人だけではなかった。たとえば高山樗牛の〝智識美〟にホレル。そして書いた文章のタイトルが、「故高山樗牛に対する吾が初恋」だった。」

*5:「『奥の細道』論にもなっている福田恆存の小説『謎の女』の興趣は尽きない。決して埋もれさせておいていい小説ではないと思う。」

*6:「不幸な話を書いてもなかなかハードボイルドなのだ。網野菊を「私小説」というような区分けに入れる気がしない。」

*7:中島敦はこれまで多くの人から真剣に論ぜられて来た、ある意味では幸せな作家である。しかし、事情は一変した。」

*8:川端康成の煽動的批評のせいで、『人生劇場』の尾崎士郎は流行作家となったが、文学において売れすぎることはしばしば不幸をもたらす。」

*9:「最初の妻、二番目の妻、愛人と、武者小路実篤をめぐる女達ににわかに関心が集まっている。それも結構だが、作品についてはどうなのか。」

*10:井伏鱒二の文学は先行する文芸を紹介し、添削、彫琢して世に伝えるところに真骨頂があったとも言える。」

*11:「ほかの作家が時代と格闘し、右往左往している間に、志賀直哉は未完の『暗夜行路』で君臨してしまった。」

*12:花柳界の仕組みや昔の東京の地理などをジックリ書いた小説は古びない。むしろ時間がたてばたつほどありがたい気がして来る。」

*13:マリリン・モンロー歿後一年で、『モンローのような女』を書く。軽佻浮薄とみなされた舟橋聖一の通俗小説を〝色眼鏡〟を外して読んでみる。」

*14:「生誕百年・歿後十年の今年、森銑三の展覧会が二つたてつづけに行われるという珍しくもありがたい事態が持ち上がった。」

*15:谷崎潤一郎の商品価値を下げまいと腐心している中央公論社の姿勢は、大谷崎の文名を永く保つことをかえって妨げていないか。」

*16:「〝上流階級出身の外地育ち〟吉田健一の文学世界は八歳の時の〝御祖母様〟への手紙でもう始まっている。」

*17:「蒲団に顔を押しつけて泣く、有名なラストシーンで、情けない男として記憶される田山花袋の、その『蒲団』をめぐる書簡集が面白い。」

*18:「独学の人・山田孝雄は旧制中学在職中〈〝は〟は主格の助詞に非ず〉とする鋭い生徒の指摘に触発され、文法研究へ進んだ。」

*19:久米正雄の戯曲は、読んで楽しく観る甲斐もある。久米を文学史の挿話上の人物として閉じ込めるのはまだ早い。」

*20:志賀直哉永井荷風の日記に徳富蘇峰の『近世日本国民史』について書いてあったことを思い出した。」

武藤康史『文学鶴亀』

文学鶴亀

はじめに


批評の細道
 紅野敏郎の直言*1
 『赤毛のアン』をめぐる三人の女*2
 里見弴を呼ぶ声*3
 文人竹中直人*4
 手紙を公開する倫理*5
 無声の横笛*6
 追悼・田中英夫*7
 日の目を見なかった原稿*8
 確定申告と網野菊*9
 紅野敏郎伊藤隆*10
 急増する旧字旧かな(一)*11
 急増する旧字旧かな(二)*12
 急増する旧字旧かな(三)*13
 大西巨人この一年*14
 谷沢永一名言集を編む*15
 蓮實重彥書誌への道*16
 関東大震災から七十年*17
 都立高校文学概説──(一)戸山──*18
 都立高校文学概説──(二)立川──*19
 都立高校文学概説──(三)国立──*20
 都立高校文学概説──(四)富士──*21
 都立高校文学概説──(五)西──*22
 追悼・野口冨士男*23
 鎌倉芸術館の「小津安二郎展」*24
 徳富蘇峰記念館の「四文豪と徳富蘇峰*25
 早稲田大学の「追悼・井伏鱒二展」*26
 わが人生の書──ある裁判官の自伝(上)*27
 小説家的手腕──ある裁判官の自伝(中)*28
 「沼正三」として──ある裁判官の自伝(下)*29
 男だけの酒場*30
 田中耕太郎夫妻の肖像*31
 映画監督・西村潔*32
 放送大学の楽しみ*33
 シェイクスピアソネット*34
 『吉田健一集成』の完結*35
 吉田健一とその周辺*36
 吉田健一論の展開*37
 湘南高校の国語の時間*38
 安藤美保の世界(上)*39
 安藤美保の世界(下)*40
 夭折した三人の女性研究者*41
 肉親の死をきっかけとして*42
 『新明解国語辞典』第四版で読む文学史*43


父と母のための「和歌」問答*44

現代の荷風、花柳小説を書く*45
ため息の『言海*46
牧野伸顯*47
『サラダ記念日』の思い出*48
安藤美保の日記*49


韋駄天漫筆
 「浦西年表」をめくってみると*50
 文人たちの声*51
 由良君美逝って五年*52
 亀井孝に倣いて*53
 『朝日新聞社史』を読む*54
 平田オリザ森銑三*55
 『女地獄・森は濡れた』の復活*56
 幸田弘子との五夜*57
 「吉田健一年譜」の訂正*58
 『日本近代文学研叢』の完結*59
 朗読批評を求めて*60
 平田耕一という人*61
 剃毛*62
 「にごりえ」と俵万智*63
 編集者の手紙*64
 詩の朗読ソフト*65
 高倉健と『蝉しぐれ*66
 秘密会の記録*67
 『清水幾太郎著作集』のあとに*68


読書日録*69
文壇アラカルト*70
 文芸編集者の予言
 〆切のドタン場
 原稿用紙とたばこ
 「文壇酒徒番附
 「合評会」の余波
 「現代かなづかい小説」第一号
平田オリザ小津安二郎、里見弴*71
『里見弴全集』の話*72


旧刊十二番勝負
 〈その一〉里見弴『金の鍵の匣』*73
 〈その二〉邦枝完二『接吻市場』*74
 〈その三〉舟橋聖一『新胎』*75
 〈その四〉矢田津世子『家庭教師』*76
 〈その五〉新田潤『妻の行方』*77
 〈その六〉平山蘆江『ひだり褄』*78
 〈その七〉小島政二郎『半処女』*79
 〈その八〉野口冨士男『風の系譜』*80
 〈その九〉野口冨士男『黄昏運河』*81
 〈その十〉野口冨士男『眷属』*82
 〈その十一〉井上立士『男性解放』*83
 〈その十二〉岡田三郎『愛情の倫理』*84


日本語探偵帖
 チェッ*85
 算える*86
 団菊じじい*87
 留別会*88
 御愉快筋*89
 寝覚記*90
 おたおた*91
 性教育*92
 洗濯板*93
 鉄管ビール*94
 しゃくる*95
 内ごしらえ*96
 腐る*97
 世間気*98
 出浮く*99
 御許*100
 精美*101
 当然*102
 機微な*103
 しめこのうさぎ*104
 この際*105
 まむし*106
 ぼうふら*107
 から*108
 友誼*109
 アンコ*110
 恰好に*111
 落ちこぼれ人間*112
 散蓮華*113
 二本棒*114
 悪意*115
 盲爆*116
 琵琶*117
 お上通り*118
 気のもの*119
 おたがいっこ*120
 定遠*121
 経済*122
 即興詩人*123


読む聞く東京ことばガイド*124

お杯頂戴 日本近代文芸酒誌*125
ノドしめしに一杯 久保田万太郎のせりふ*126
成瀬巳喜男の映画とシナリオ*127
国語辞典を引いて小津安二郎を読む*128
里見弴と小津安二郎*129


あとがき

人名索引

*1:週刊文春」92年12月24・31日号

*2:週刊文春」93年1月21日号

*3:週刊文春」93年2月18日号

*4:週刊文春」93年3月4日号

*5:週刊文春」93年3月18日号

*6:週刊文春」93年4月1日号

*7:週刊文春」93年4月15日号

*8:週刊文春」93年4月29日号

*9:週刊文春」93年5月20日

*10:週刊文春」93年6月3日号

*11:週刊文春」93年6月17日号

*12:週刊文春」93年7月1日号

*13:週刊文春」93年7月15日号

*14:週刊文春」93年7月29日号

*15:週刊文春」93年8月26日号

*16:週刊文春」93年9月9日号

*17:週刊文春」93年9月23日号

*18:週刊文春」93年10月7日号

*19:週刊文春」93年10月21日号

*20:週刊文春」93年11月4日号

*21:週刊文春」93年11月18日号

*22:週刊文春」93年12月2日号

*23:週刊文春」93年12月16日号

*24:週刊文春」94年1月13日号

*25:週刊文春」94年1月27日号

*26:週刊文春」94年2月10日号

*27:週刊文春」94年2月24日号

*28:週刊文春」94年3月10日号

*29:週刊文春」94年3月24日号

*30:週刊文春」94年4月7日号

*31:週刊文春」94年4月21日号

*32:週刊文春」94年5月5・12日号

*33:週刊文春」94年5月26日号

*34:週刊文春」94年6月9日号

*35:週刊文春」94年6月23日号

*36:週刊文春」94年7月7日号

*37:週刊文春」94年7月21日号

*38:週刊文春」94年8月4日号

*39:週刊文春」94年9月1日号

*40:週刊文春」94年9月15日号

*41:週刊文春」94年9月29日号

*42:週刊文春」94年10月13日号

*43:週刊文春」94年10月27日号

*44:ノーサイド」94年12月号

*45:スタジオ・ボイス」92年2月号

*46:文學界」04年6月号

*47:「すばる」86年3月号

*48:「短歌往来」94年7月号

*49:文學界」03年10月号

*50:文學界」95年6月号

*51:文學界」95年7月号

*52:文學界」95年8月号

*53:文學界」95年9月号

*54:文學界」95年10月号

*55:文學界」95年11月号

*56:文學界」95年12月号

*57:文學界」96年1月号

*58:文學界」96年2月号

*59:文學界」96年3月号

*60:文學界」96年4月号

*61:文學界」96年5月号

*62:文學界」96年6月号

*63:文學界」96年7月号

*64:文學界」96年8月号

*65:文學界」96年9月号

*66:文學界」96年10月号

*67:文學界」96年11月号

*68:文學界」96年12月号

*69:「すばる」01年4~6月号

*70:「新潮名作選 百年の文学」〔「新潮」96年7月臨時増刊〕

*71:文學界」94年10月号

*72:文學界」97年3月号

*73:本の雑誌」93年1月号

*74:本の雑誌」93年2月号

*75:本の雑誌」93年3月号

*76:本の雑誌」93年4月号

*77:本の雑誌」93年5月号

*78:本の雑誌」93年6月号

*79:本の雑誌」93年7月号

*80:本の雑誌」93年8月号

*81:本の雑誌」93年9月号

*82:本の雑誌」93年10月号

*83:本の雑誌」93年11月号

*84:本の雑誌」93年12月号

*85:東京新聞」(夕刊)05年1月8日付

*86:東京新聞」(夕刊)05年1月15日付

*87:東京新聞」(夕刊)05年1月22日付

*88:東京新聞」(夕刊)05年2月5日付

*89:東京新聞」(夕刊)05年2月12日付

*90:東京新聞」(夕刊)05年2月19日付

*91:東京新聞」(夕刊)05年3月5日付

*92:東京新聞」(夕刊)05年3月12日付

*93:東京新聞」(夕刊)05年3月19日付

*94:東京新聞」(夕刊)05年4月2日付

*95:東京新聞」(夕刊)05年4月9日付

*96:東京新聞」(夕刊)05年4月16日付

*97:東京新聞」(夕刊)05年4月23日付

*98:東京新聞」(夕刊)05年5月7日付

*99:東京新聞」(夕刊)05年5月14日付

*100:東京新聞」(夕刊)05年5月21日付

*101:東京新聞」(夕刊)05年6月4日付

*102:東京新聞」(夕刊)05年6月11日付

*103:東京新聞」(夕刊)05年6月18日付

*104:東京新聞」(夕刊)05年7月2日付

*105:東京新聞」(夕刊)05年7月9日付

*106:東京新聞」(夕刊)05年7月16日付

*107:東京新聞」(夕刊)05年7月23日付

*108:東京新聞」(夕刊)05年8月6日付

*109:東京新聞」(夕刊)05年8月13日付

*110:東京新聞」(夕刊)05年8月20日

*111:東京新聞」(夕刊)05年9月3日付

*112:東京新聞」(夕刊)05年9月10日付

*113:東京新聞」(夕刊)05年9月17日付

*114:東京新聞」(夕刊)05年10月1日付

*115:東京新聞」(夕刊)05年10月8日付

*116:東京新聞」(夕刊)05年10月15日付

*117:東京新聞」(夕刊)05年10月22日付

*118:東京新聞」(夕刊)05年11月5日付

*119:東京新聞」(夕刊)05年11月12日付

*120:東京新聞」(夕刊)05年11月19日付

*121:東京新聞」(夕刊)05年12月3日付

*122:東京新聞」(夕刊)05年12月10日付

*123:東京新聞」(夕刊)05年12月17日付

*124:「東京人」97年3月号

*125:リトルモア」VOL.22/02年秋号

*126:「東京人」99年10月号

*127:「東京人」05年10月号

*128:「東京人」03年10月号

*129:「東京人」97年9月号

田中眞澄/その場所に文学ありて

  • 99.08/ミステリー文学資料館に柳田國男がいた!?
  • 99.09/山本有三作品「風」の〝昭和モダン〟な挿絵
  • 99.10/伊藤整の小樽で、日本近代のアムビシャスな青年たちを偲ぶ
  • 99.11/ゲーテ生誕二百五十年を祝し、鷗外訳舞台、博物館、映画とハシゴする
  • 99.12/小田原の白秋童謡館で明治の唱歌と大正の童謡を口ずさむ
  • 00.01/鎌倉文学館川端康成カトリーヌ・ドヌーヴに会う
  • 00.02/半可通も満足した「戯作の華・黄表紙の世界」展
  • 00.03/啄木、直哉、足穂 それぞれの飛行機日和
  • 00.04/大宮公園を散策して、日本語の書き言葉を思う
  • 00.05/前橋に行きて、萩原朔太郞の文化的遊蕩児ぶりを見る
  • 00.06/〈シャーロック・ホームズの倫敦〉には漱石もいた、マルクスもいた
  • 00.07/新国立劇場を出発して、「ドン・キホーテ」的記憶を遍歴する
  • 00.08/二十世紀のボルヘスも顔負け、「ドン・キホーテ」は超ラディカル文学だ
  • 00.09/ジャンルをまたぐ発想、《画文交響》は質量ともに白眉
  • 00.10/拡大上映版 ゴダールと「転向」と「映画史」
  • 00.11/今野大力、つけたり中野重治「乏しき時代」の詩人たち
  • 00.12/〝文学青年〟伊藤大輔アイルランド経由 森鷗外行き*1
  • 01.01/ノーベル賞作家ギュンター・グラスは男でござる
  • 01.02/館林の田山花袋記念館にて──花袋は大正期が好ましい
  • 01.03/高田博厚の彫刻的交友録は白樺派的人格主義の〝顔〟だった
  • 01.04/渡辺啓助百歳記念展──鴉と「新靑年」と谷崎潤一郞と
  • 01.05/「発掘された映画たち2001」に通いつめ、話はマーラーと文芸映画に及ぶ
  • 01.06/「東京の劇場」展に、文学者の証言と映画の侵蝕をさぐる*2
  • 01.07/奥平英雄コレクションと高村光太郞の消された戦中戦後
  • 01.08/「〈国民〉文化の誕生」──たまにはシンポジウム傍聴記
  • 01.09/川を渡って《水辺のモダン》展へ、酷暑の濹東、向島を日和下駄す*3
  • 01.12/〝芸術突貫小僧〟トムさん 村山知義生誕百年、二つの展覧会

(『文學界』掲載)

*1:小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録

*2:小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録

*3:小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録

田中眞澄/その場所に映画ありて

  1. 追悼スタジオams*1
  2. 鈴木英夫〝発見〟、或いは底辺観客の逆襲*2
  3. 小津の「全日記」がフランス語になった*3
  4. 祇園の姉妹」は「ぎおんのしまい」ではない*4
  5. 紅葉坂を登って*5
  6. おばあちゃんの思い出話に注目してみよう*6
  7. 鵠沼海岸」で下車しても、海には行かないその理由わけ*7
  8. バコ・サディコフ賛江(Ⅰ)*8
  9. バコ・サディコフ賛江(Ⅱ)*9
  10. BOX東中野での五時間半*10
  11. 何がジェイン・オースティンに起こったか*11
  12. あわしま物語*12
  13. ドイツ文化センターの無声映画上映の主題による気紛れな変奏*13
  14. 瞼の母』の父は「第七天国」だった*14
  15. 美空ひばり映画祭り〟への即時的反応*15
  16. セプテンバー・ソング──瞑想の暇なき迷走*16
  17. カフカチャップリンは同時代人*17
  18. 今日から明日へ」御鑑賞の手引き*18
  19. 小さな故意(?)のメロディ──「陽気な踊子」の音楽伴奏から*19
  20. 誰も論じなかった澤登翠 Ⅰ*20
  21. 誰も論じなかった澤登翠 Ⅱ*21
  22. 清水宏の鉛筆で今回の原稿は書いている*22
  23. 京都で森雅之の学生時代のアパートを捜し歩いた*23
  24. 第二回アジア・フィルム・フェスティヴァル瞥見*24
  25. 台湾映画祭の大穴、怪作「息子の嫁」*25
  26. 鞍馬天狗暗闇坂に現わる*26
  27. 馬と二〇世紀──モンゴル映画祭の印象*27
  28. 大正残俠伝──〝映画史〟になる前の河合徳三郎 Ⅰ*28
  29. 大正残俠伝──〝映画史〟になる前の河合徳三郎 Ⅱ*29
  30. ドキュメンタリーな日々のさなかで*30
  31. 「山猫令嬢」意外や意外*31
  32. いとしのカースン、いとしのジュリー*32
  33. その夏の今は*33
  34. エラリイ・クイーン氏のハリウッドに於ける冒険*34
  35. おはつ地蔵由来*35
  36. インド映画祭で風邪をひく*36
  37. 利根はる惠的な午後の誘惑*37
  38. 黒澤明の近未来*38
  39. 不適切な関係をめぐって*39
  40. 明日待子よ永遠なれ Ⅰ*40
  41. 明日待子よ永遠なれ Ⅱ*41
  42. 第一一回東京国際映画祭雑感*42
  43. 古山三郎氏会見記*43
  44. 〝みそのコレクション〟ポスター展を解読する*44
  45. 木下惠介の居た場所──全国新聞やじうまチェック*45
  46. 一九九九年一月三一日、東京*46
  47. 人形町の日曜日*47
  48. ローマ、一九一五年──文豪ピランデッロの洞察*48
  49. 小さな春の祭典*49
  50. 小川紳介と小川プロ』シンポジウムが提示しなかったこと*50
  51. 二七年目のスコリモフスキ再〝出発〟に寄せて*51
  52. カルメン京都へ行く Ⅰ*52
  53. カルメン京都へ行く Ⅱ*53
  54. 逝けるオールドファンへの挽歌*54
  55. とざいとーざい「折鶴お千」*55
  56. 下高井戸的火曜日の恍惚と不安*56
  57. ピアニストを撃つな*57
  58. 蓼科行 Ⅰ*58
  59. 蓼科行 Ⅱ*59
  60. 『キネマの美女』のあとがきに代えて*60
  61. 大雄寺、そして西林寺*61
  62. 扉一つの隔り──「ファウスト」逸聞*62
  63. パリで一緒に──木下惠介三島由紀夫*63
  64. 城のある町にて*64
  65. 『殺人事件』の背後関係*65
  66. シンガポール発、小津安二郎戦後第一声*66
  67. 或るプロレタリア作家の映画説明者経験・予告篇*67

(『キネマ旬報』掲載)

*1:1997年4月上旬号、フィルムセンター最多有料鑑賞者

*2:1997年4月下旬号鈴木英夫研究会会員

*3:1997年5月上旬号破邪顕正の酒徒

*4:1997年5月下旬号、他称映画史研究者

*5:1997年6月上旬号、単独歩行者

*6:1997年6月下旬号、考える足

*7:1997年7月上旬号、閑人

*8:1997年7月下旬号、空ッ腹誠徒

*9:1997年8月上旬号、ひとり狼

*10:1997年8月下旬号、ストレイ・シープ

*11:1997年9月上旬号、好事家

*12:1997年9月下旬号、隅の老人

*13:1997年10月上旬号、文化越境者

*14:1997年10月下旬号、カザルスホール最前列聴衆

*15:1997年11月上旬号、気×いピエロ

*16:1997年11月下旬号、小言幸兵衛

*17:1997年12月上旬号、善魔

*18:1997年12月下旬号、ほら吹き童爺

*19:1998年1月上旬号、荒野の狼

*20:1998年1月下旬号、非常線の男

*21:1998年2月上旬号、二代目正直正太夫

*22:1998年3月上旬号春来る鬼

*23:1998年3月下旬号アベルの末裔

*24:1998年4月上旬号、闘う蒙古斑

*25:1998年4月下旬号、ストレンジラヴ博士

*26:1998年5月上旬号、卑小なる暗闇

*27:1998年5月下旬号、主婦之友

*28:1998年6月上旬号無為失禁イヂオート、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録

*29:1998年6月下旬号、闇太郎、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録

*30:1998年7月上旬号、のんきな観者

*31:1998年7月下旬号、悪夢の標的

*32:1998年8月上旬号、男の敵

*33:1998年8月下旬号、不可解仙人

*34:1998年9月上旬号、オドラデク

*35:1998年9月下旬号、不可触仙人、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録

*36:1998年10月上旬号、酔ひどれ菩薩

*37:1998年10月下旬号話の泉

*38:1998年11月上旬号、日々の背信

*39:1998年11月下旬号、無知の技法

*40:1998年12月上旬号、六分の侠気

*41:1998年12月下旬号、四分の熱

*42:1999年1月上旬号、お目出たき人

*43:1999年1月下旬号、悔なき煩悩

*44:1999年2月上旬号、周遊する長期戦

*45:1999年3月上旬号、不思議の国の三月兎

*46:1999年3月下旬号、突飛者

*47:1999年4月上旬号、何もない春

*48:1999年4月下旬号、閑居小人

*49:1999年5月上旬号、淑女の忘れ物

*50:1999年5月下旬号、「NO」と言う日本人

*51:1999年6月上旬号、孤寂なる発光体

*52:1999年6月下旬号、一代の過客

*53:1999年7月上旬号、白き手の猟人

*54:1999年7月下旬号、泥酔ひ人生

*55:1999年8月上旬号、雑学王、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録

*56:1999年8月下旬号、雑談王

*57:1999年9月上旬号、痴人哀楽

*58:1999年9月下旬号、虚無への供物

*59:1999年10月上旬号、独絃哀歌

*60:1999年10月下旬号嵐を呼ぶ男

*61:1999年11月上旬号、にいたん

*62:1999年11月下旬号、夢野狂四郎

*63:1999年12月上旬号、離騒

*64:1999年12月下旬号、在りし日の歌

*65:2000年1月上旬号、ジャンルなき戦い

*66:2000年1月下旬号、こぞのゆき

*67:2000年2月上旬号、不射之射、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録