1
ある日、神保町で*1
- 一九七〇年某月某日
- 一九七三年某月某日
- 一九七四年某月某日
- 一九七七年某月某日
- 一九七八年某月某日
- 一九八三年某月某日
神保町との付き合い方*2
20世紀終わりの私空間
2
読書する日常*7
春休みの漱石体験*8
あの頃読んだ本『グレート・ギャツビー』*9
いつか読みたい『新しい科学』*10
私を変えた一冊『人間・この劇的なるもの』*11
一冊の本『精神現象学』*12
文庫本に夢中だった学生時代*13
二十代が終わる時に出会えた本*14
世田谷区立中央図書館の充実ぶり*15
現 早稲田大学中央図書館の素晴らしさ*16
ことしソファーベッドで一番熱心に読んだ本*17
本とコンピューター*18
読書する場所*19
明治の『追悼録』を読む 松山巖との対談*20
3
明治の上京少年たち*21
明治末のPR雑誌──『學鐙』、『図書世界』、そして『時好』*22
石井研堂『明治事物起原』*23
内田魯庵『魯庵の明治』*24
田山花袋『東京の三十年』*25
秦豊吉と丸木砂土*26スタンレー鈴木のニッポン文学知ったかぶり
- カルトを超えたウルトラ・マイナーは偉大なニッポン文学*27
- ニッポン・ミニマリズム文学における「飲み屋」という「宇宙」*28
- 近代日本出版文化史の中の内田魯庵*29
- 古本屋にならぬ法*30
- 『日本のシュールレアリスム』を読んで*31
- 卒業生御三家に見る校風の研究*32
4
『濹東綺譚』をめぐる二人の校正者*33
大正八年八月九日の、「一寸学校へゆく」について*34
昭和「食べある記」ブーム考*35
お膳のルール*36
最期の丼*37
だるま食堂のちらし寿司*38
太宰治の生々しさ*39
ランドセルを背負い続けた人*40
色川武大の「空白」期間*41
色川武大が生まれた町*42
5
『玄洋社発掘』を読みはじめていた伊藤正雄『忘れ得ぬ国文学者たち』*45
福田氏の残した「遺言」とは?*46
さすがはライオネルの妻、さすがはダイアナの夫*47
文学は老年の事業*48金子一平のTVウオッチング 一九九三・十〜一九九四・九
- いつもと同じ土曜日の夜をなくしたTV*49
- 歌は世につれ、セットも世につれ*50
- 角刈りの似合うりりしい旦那は*51
- 何が「独占!! 有名女優三回目の結婚だ」*52
- 森茉莉も愛でたドラマの様式美*53
- 立て板に水の、もっともらしい言葉*54
- 番組改編期、風物詩のような「警察24時」のスゴさ*55
- 昔はよかった、とついボヤきたくなる*56
- TVの中に生きるプロレス的世界*57
- BBCの底力を見せつけたドキュメント*58
- 実況アナ抜きの放談野球放送はいい*59
6
わが青春のヒーロー*60
人力車夫の思い出*61
「早稲田」大学で私が学んだもの*62
当世女子短大生気質*63
「アルジャーノン」が、女子大生に愛される理由*64
年齢七掛け*65
7
私の住む町──世田谷区*66
オレンジ電車でお買い物*67
植草甚一の日記を読むと、古本屋に出かけることになる*68
あとがき
【初出一覧】
*1:『東京人』98年6月号
*2:『かんだ』98年夏号
*7:『本郷』98年7月号
*9:『VERY』98年2月号
*11:『VOICE』97年11月号
*12:『一冊の本』98年5月号
*14:『本の話』98年7月号
*15:『本の話』97年3月号
*16:『早稲田学報』97年4月号
*17:『リテレール』97年別冊⑩
*19:『諸君!』98年11月号
*20:『一冊の本』97年11月号
*21:『東京人』98年3月号
*22:『學鐙』99年1月号
*23:石井研堂『明治事物起原3』(ちくま学芸文庫解説・97年)
*24:内田魯庵『魯庵の明治』(講談社文芸文庫解説・97年)
*25:田山花袋『東京の三十年』(講談社文芸文庫解説・98年)
*27:『クレア』93年11月号
*32:『東京人』94年3月号
*34:『リテレール』96年17号
*35:『東京人』98年11月号
*36:『フロント』98年12月号
*38:『群像』98年3月号
*42:『東京人』97年12月号
*43:『ストア』97年1巻
*44:『ストア』98年2巻
*46:『リテレール』95年14号
*47:『リテレール』96年16号
*48:『リテレール』96年15号
*49:『鳩よ!』93年12月号
*50:『鳩よ!』94年1月号
*51:『鳩よ!』94年2月号
*52:『鳩よ!』94年3月号
*53:『鳩よ!』94年4月号
*54:『鳩よ!』94年5月号
*55:『鳩よ!』94年6月号
*56:『鳩よ!』94年8月号
*57:『鳩よ!』94年9月号
*58:『鳩よ!』94年10月号
*59:『鳩よ!』94年11月号
*62:『大学ランキング』99年号
*64:『uno!』96年12月号
*65:『大法輪』98年4月号
*66:『東京人』99年3月号
*67:『東京人』99年2月号