(12)一九七二

一九七二―「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」

  • 坪内祐三一九七二いちきゆうななに 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」』、文藝春秋、平成十五年四月二十五日第一刷
    装幀 有山達也
    タイトル版画 葛西絵里香
    協力 立花文穂

「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」 一九七二 (文春文庫)

  • 坪内祐三一九七二いちきゆうななに 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」』、文春文庫、2006年4月10日第1刷
    協力 立花文穂
    カバー・鶴丈二

一九七二 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」 (文春学藝ライブラリー)

  • 坪内祐三一九七二いちきゅうななに 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」』、文春学藝ライブラリー、2020年(令和2年)12月10日第1刷発行
    協力 立花文穂
    DTP制作 エヴリ・シンク
    「本書は文春文庫版を底本としています。」

第一回 なぜ、この年なのか*1
第二回 ポルノ解禁前夜*2
第三回 日活ロマンポルノ摘発される*3
第四回 ストリップショーと「四畳半襖の下張*4
第五回 連合赤軍事件と性意識*5
第六回 赤軍派と革命左派の女性観の違い*6
第七回 それは「水筒問題」からはじまった*7
第八回 永田洋子の期待と失望*8
第九回 遠山美枝子のしていた指輪*9
第十回 榛名ベースでの新党結成と意識の落差*10
第十一回 南沙織が紅白に初出場した夜に*11
第十二回 二人の「兵士」の二十数年ぶりの「帰還」*12
第十三回 十四歳の少年が大盛堂書店の地下で目にしたもの*13
第十四回 奥崎謙三の『ヤマザキ天皇を撃て!』*14
第十五回 札幌オリンピックニクソンの中国訪問*15
第十六回 テレビの画面が映す出していったもの*16
第十七回 坂口弘が「あさま山荘」のテレビで目にしたショッキングな光景*17
第十八回 「あさま山荘」の制圧とCCRの来日コンサート*18
第十九回 箱根アフロディーテとフジ・ロック・フェスの間に*19
第二十回 雷雨の後楽園球場でのグランド・ファンク・レイルロード*20
第二十一回 「はっぴいえんど」の松本隆青年のイラ立ち*21
第二十二回 頭脳警察の「うた」を必要とした若者たち*22
第二十三回 キャロルとロキシー・ミュージックが交差した瞬間*23
第二十四回 若者音楽がビッグビジネスとなって行く*24
第二十五回 ローリング・ストーンズの「幻の初来日」*25
第二十六回 TVメディアが作る新たなアイドルの登場*26
第二十七回 「危険な十四歳」と「子供を殺す母親」たち*27
第二十八回 金曜日夜八時の「日本プロレス」中継終了と『太陽にほえろ!』の放映の開始*28
第二十九回 『ぴあ』の創刊と情報誌的世界の登場*29
第三十回 『ぴあ』の「帝国主義的」拡大路線への転換と混乱*30
第三十一回 「大相撲ダイジェスト」と山陽新幹線*31
第三十二回 田中角栄が「今太閤」として支持されていた頃*32
最終回 二〇〇二年十月に読む『世界』一九七二年十二月号*33


あとがき
解説 時代格闘家・坪内祐三 泉麻人(文春文庫版・文春学藝ライブラリー版)

*1:「諸君!」二〇〇〇年二月号

*2:「諸君!」二〇〇〇年三月号

*3:「諸君!」二〇〇〇年四月号

*4:「諸君!」二〇〇〇年五月号

*5:「諸君!」二〇〇〇年六月号

*6:「諸君!」二〇〇〇年七月号

*7:「諸君!」二〇〇〇年八月号

*8:「諸君!」二〇〇〇年九月号

*9:「諸君!」二〇〇〇年十月号

*10:「諸君!」二〇〇〇年十一月号

*11:「諸君!」二〇〇〇年十二月号

*12:「諸君!」二〇〇一年一月号

*13:「諸君!」二〇〇一年四月号

*14:「諸君!」二〇〇一年五月号

*15:「諸君!」二〇〇一年六月号

*16:「諸君!」二〇〇一年七月号

*17:「諸君!」二〇〇一年八月号

*18:「諸君!」二〇〇一年九月号

*19:「諸君!」二〇〇一年十月号

*20:「諸君!」二〇〇一年十一月号

*21:「諸君!」二〇〇一年十二月号

*22:「諸君!」二〇〇二年一月号

*23:「諸君!」二〇〇二年二月号

*24:「諸君!」二〇〇二年三月号

*25:「諸君!」二〇〇二年四月号

*26:「諸君!」二〇〇二年五月号

*27:「諸君!」二〇〇二年六月号

*28:「諸君!」二〇〇二年七月号

*29:「諸君!」二〇〇二年八月号

*30:「諸君!」二〇〇二年九月号

*31:「諸君!」二〇〇二年十月号

*32:「諸君!」二〇〇二年十一月号

*33:「諸君!」二〇〇二年十二月号