(39)総理大臣になりたい

総理大臣になりたい

序 私は如何にして総理大臣になることを目指めざせし乎


第Ⅰ部 個人的な歩みと政治
1 政治への意識と父の不思議な経歴

2 絶対主義と相対主義の間で

3 高校から大学時代の政治体験

4 間近に見た政治家の姿


第Ⅱ部 戦後の歴代総理を振り返る
1 敗戦後の総理のスタンス

2 アメリカへの思い

  • あこがれと恨み
  • 失われたのは二十年

3 自民党政権の不思議

  • 自民党の政治家たち
  • 竹下指名の真実
  • 混迷する政治の要因
  • 政治はロングスパンで見る
  • 小渕を殺したのは
  • 密室から総裁選ヘ

4 小泉改革より中曽根改革

  • 小泉当選の背景
  • 首相公選を言うものは
  • 票田としての靖国
  • ふたつの民営化

5 曖昧と先延ばしの七十年


第Ⅲ部 私は諸問題をこう解決する
1 『東京人』から都知事選へ

2 直面する問題はこう解決する

3 「美しい日本」は街からも失われている

  • 利便性と引き替えに
  • 都市の美しさもない
  • 消費税が個人商店を潰す
  • 本屋さんをやりたい

4 今、第二の「小日本主義」を

  • 税収だけを見ていてはダメ
  • アベノミクスは逆だ
  • 石橋湛山の後輩として
  • バブルの幻想
  • インフレの怖さを知っているのか
  • 経済専門家を疑え
  • 幸せに暮らすには、まず「教育」から

5 『靖国』の著者としてこう参拝する

6 戦後日本の二つの「もし」

7 第一次坪内内閣組閣へ

  • 閣僚と元老制の提案


あとがきに代えて*1

*1:「今年四月十七日、二十四日、三十日の三日間、それぞれ三時間ずつ、講談社の一室(それはまるで吉田茂が執務をとっていそうな部屋でした)で嶋田さんとテープ起し及びまとめを担当してくれた橋本倫史さん(学習院大学の大学院で政治学を学び早稲田大学一コマ講師時代の私の教え子で現在はフリーライター)の二人を前に語って出来たのが本書です。」