「寄せ太鼓」の代わりに
プロローグ──私は何故これほど大相撲にのめり込んでしまったのか
二〇〇五年
無題*1
「大相撲」と「プロ野球」が終わりゆくマゾヒスティックな快感*2
空席と季節感*3
二〇〇六年
幕下の幕内以上に味わい深い世界を知る*4
二〇〇七年
なぜ時津風部屋事件は起きたのか*5
大阪府立体育会館で私は二日続けて座布団が飛び交う姿を見た*6
相撲のおかげ*7
朝青龍問題について知っておくべきこと*8
相撲日記*9
二〇〇八年
無題*10
時津風部屋問題について*11
白露山と露鵬のこと*12
六本木に向かうグルジアの力士とロシアの力士*13
若ノ鵬と「大きなホクロ」の力士*14
相撲日記*15
二〇〇九年
『大相撲』の休刊に思う*16
〝三種の層〟で構成される幕下上位三十枚目までの注目力士を紹介する*17
BSの相撲中継で幕下の出世争いを楽しむ*18
相撲日記*19
二〇一〇年
私はここ数年、隆の山に夢中だ*20
大相撲騒動に見るメディアの「正論」の怖さ*21
六〇年安保から五十年の夏に大相撲が中止になる!?*22
横綱白鵬に私も感動した*23
白鵬、スターへの黒星*24
両国国技館の一階に検問所ができて私は寂しい*25
相撲日記*26
二〇一一年
鼎談 坪内祐三✕小林照幸✕佐藤祥子 大相撲・八百長の本質を語ろう*27
大相撲の将来を考えるなら一階席の検札を廃止すべきだ*28
今月も大相撲のことを*29
大相撲のないこのわずか数カ月の間に*30
大相撲技量審査場所、祝祭感は足りずとも*31
私も蒼国来を支援する*32
五月技量審査場所の千秋楽を枡席で見た*33
相撲日記*34
あとがき*35
*1:書き下ろし
*3:「人声天語」──『文藝春秋』二〇〇五(平成十七)年九月号
*4:書き下ろし
*5:書き下ろし
*7:「人声天語」──『文藝春秋』二〇〇七(平成十九)年九月号
*8:「人声天語」──『文藝春秋』二〇〇七(平成十九)年十月号
*10:書き下ろし
*11:「人声天語」──『文藝春秋』二〇〇八(平成二十)年四月号
*12:「文藝綺譚 第五夜」──『en-taxi』二〇〇八(平成二十)年秋号
*13:「人声天語」──『文藝春秋』二〇〇八(平成二十)年十月号
*14:「人声天語」──『文藝春秋』二〇〇八(平成二十)年十二月号
*16:書き下ろし
*17:『週刊ポスト』二〇〇九(平成二十一)年一月十六日、二十三日号
*18:『Number』二〇〇九(平成二十一)年四月十六日号
*20:「人声天語」──『文藝春秋』二〇一〇(平成二十二)年七月号
*21:『Number』二〇一〇(平成二十二)年七月二十九日号
*22:「人声天語」──『文藝春秋』二〇一〇(平成二十二)年八月号
*23:「人声天語」──『文藝春秋』二〇一〇(平成二十二)年九月号
*24:「Vシネ感と銀幕感」──『東京新聞』二〇一〇(平成二十二)年十一月二十三日夕刊
*25:「人声天語」──『文藝春秋』二〇一〇(平成二十二)年十一月号
*26:「酒中日記」より抜粋──『小説現代』二〇一〇年三月号~二〇一一年一月号
*27:二〇一一(平成二十三)年二月十三日収録、『Number』同年三月十日号掲載
*28:「人声天語」──『文藝春秋』二〇一一(平成二十三)年三月号
*29:「人声天語」──『文藝春秋』二〇一一(平成二十三)年四月号
*30:「文藝綺譚 第十二夜」──『en-taxi』二〇一一(平成二十三)年春号
*31:『Number』二〇一一(平成二十三)年六月九日号
*32:「人声天語」──『文藝春秋』二〇一一(平成二十三)年六月号
*33:「人声天語」──『文藝春秋』二〇一一(平成二十三)年七月号