2008-02-21 週刊誌メモ 福田和也 坪内祐三 宮崎哲弥 『週刊新潮』2月28日号「福田和也の闘う時評」/「辛口の詩人・北村太郎」 北村太郎『光が射してくる―未刊行詩とエッセイ1946-1992』(港の人)の書評。 福田は頼まれなくても毎年その年の小説・評論・学術書のベストを考えるという。小説においては一昨年が勝目梓『小説家』(講談社)、昨年がねじめ正一『荒地の恋』(文藝春秋)らしい。 『週刊文春』2月28日号「文庫本を狙え!」/吉田健一『吉田健一対談集成』(講談社文芸文庫) 既得権受益者でしかない二世三世議員がいることにおいては自民党も民主党も差異がないというが、そういう言説が一党優位体制を延命させるのだ。 『週刊文春』2月28日号「仏頂面日記」/「マニアの世界をちょっぴりご披露」 TBSラジオ「Kakiiin」で宮崎が紹介した料理マンガは寺沢大介『ミスター味っ子』(講談社)、久住昌之,谷口ジロー『孤独のグルメ』(扶桑社)、久部緑郎,河合単『ラーメン発見伝』(小学館)であるという。