週刊誌メモ

週刊新潮』3月12日号「福田和也の闘う時評」/「憎まれっ子「山県有朋」の実像」

伊藤之雄山県有朋―愚直な権力者の生涯』(文春新書)の書評。
福田は鼎談本『本日の論点①』でこう語っている。

松原 (前略)今は皇室について、学者の中では誰が一番詳しいんですか。
福田 近代皇室については京大の伊藤之雄さんでしょう。古代だと、東大の大津透さんとか、いろんな研究家がいますが。

岡義武『山県有朋―明治日本の象徴』(岩波新書)、藤村道生『山県有朋』(吉川弘文館)。

週刊文春』3月12日号「文庫本を狙え!」/大岡昇平『わが美的洗脳―大岡昇平芸術エッセイ集』(講談社文芸文庫

週刊文春』3月12日号「仏頂面日記」/「九条「写経」に解釈改憲、意識のレヴェルが低すぎる」

坂本義和『相対化の時代』(岩波新書)。