- 絓秀実『探偵のクリティック──昭和文学の臨界 絓秀実評論集』（思潮社〔〈昭和〉のクリティック〕、一九八八年七月一日初版第一刷）
装幀 芦澤泰偉
序章 自己意識の覚醒
自己意識の覚醒──昭和文学の臨界*1
第一章 自己意識の酷使──横光利一
「純純小説論」まで*2
『上海』まで*3
書く「機械」*4
第二章 AerO-Plane──稲垣足穂
前衛と遅れ*5
性と死*6
第三章 探偵のクリティック
探偵のクリティック──批評の系譜*7
第四章 貴種流離のパラドックス
貴種流離のパラドックス──磯田光一と「昭和」*8
あとがき
初出一覧
『探偵のクリティック』書評
- 小森陽一「批評の臨界点」（「現代詩手帖」1988年9月号）
- 島弘之「昭和文学史の通念を修正 ポスト歴史的反復に関する自己意識の直視へ」 （「図書新聞」1988年9月17日号）
- ブックファイル（「すばる」1988年9月号）
