- 中上健次の不在から、話は高橋源一郎・室井佑月の部屋へ*1
- あいまいな日本の「私小説」*2
- 庭師と「文学」、本屋のおやじと「文学」、文学者と「文学」*3
- 「フランス文学」と「文学」との関係について*4
- 「年表」が「文学」になる時*5
- 十一月十日の死亡記事に載っていた二人の文学者*6
- この半世紀の文芸誌新年号の短篇小説を、十年ごとに「おせち料理」のようにつまむ*7
- 柄にもなく、少し使命感などを覚えていたその時に······*8
- 二〇〇〇年における新聞小説のリアリティとは*9
- 「ゼロ発信」と「めぐり逢い」の間の二十五年*10
- 母国語でない、素敵に素晴らしい日本語に出会うまで*11
- 批評としての書評とポトラッチ的書評*12
- 「書評」は誰の
ため にするのか*13- 大学の文学部と「文学」の関係について*14
- 「言葉」の「正しさ」と「正確さ」の違いについて*15
- インターネット書評誌の私物化を「ぶっ叩く」*16
- 沢木耕太郎の純文学書下ろし小説『血の味』を読んでみた*17
- 消費される言葉と批評される言葉*18
- その夜の出来事*19
- 「あとがき」にかえて