週刊誌メモ

週刊新潮』1月24日号「福田和也の闘う時評」/「「戦略」を極める名著」

ウィリアムソン・マーレー,マクレガー・ノックス,アルヴィン・バーンスタイン編著『戦略の形成―支配者、国家、戦争(上・下)』(中央公論新社)の書評。

週刊文春』1月24日号「仏頂面日記」/「お正月の読書を総括」

晦日と三箇日で再読を含め六十二冊読み、そのなかの収穫であるという。

政治思想関係
〈1〉デイヴィッド・ミラーナショナリティについて』(風行社)
〈2〉植村和秀『「日本」への問いをめぐる闘争──京都学派と原理日本社』(柏書房
〈3〉安藤馨『統治と功利──功利主義リベラリズムの擁護』(勁草書房
〈4〉原武史『滝山コミューン 一九七四』(講談社
〈5〉竹井隆人『集合住宅デモクラシー──新たなコミュニティ・ガバナンスのかたち』(世界思想社
〈6〉志田陽子『文化戦争と憲法理論──アイデンティティの相剋と模索』(法律文化社
宗教関係
〈1〉佐々木現順『仏教における時間論の研究』(清水弘文堂)
〈2〉上田昇『ディグナーガ、論理学とアポーハ論──比較論理学的研究』(山喜房佛書林)
〈3〉立川武蔵『空の実践──ブッディスト・セオロジーIV』(講談社
〈4〉小林三旅『男一代菩薩道──インド仏教の頂点に立つ日本人、佐々井秀嶺』(アスペクト
〈5〉ジョン・A・パウロス『数学者の無神論──神は本当にいるのか』(青土社
〈6〉三浦俊彦『多宇宙と輪廻転生──人間原理のパラドクス』(青土社
サイエンス関係
〈1〉S・O・リリエンフェルド, S・J・リン, J・M・ロー『臨床心理学における科学と疑似科学』(北大路書房
〈2〉ケリー・L・ジャン『精神疾患の行動遺伝学──何が遺伝するのか』(有斐閣
〈3〉ロバート アーリック『怪しい科学の見抜きかた──嘘か本当か気になって仕方ない8つの仮説』(草思社
〈4〉古澤照幸『ニセ心理学にだまされるな!』(同友館)
〈5〉山本弘『“環境問題のウソ”のウソ』(楽工社)
〈6〉武田邦彦, 池田清彦, 渡辺正, 薬師院仁志, 山形浩生, 伊藤公紀, 岩瀬正則『暴走する「地球温暖化」論』(文藝春秋
マンガ
〈1〉福満しげゆき僕の小規模な生活』(講談社
〈2〉安倍夜郎深夜食堂』(小学館




『週刊文春』2007年1月18日号「仏頂面日記」の「二〇〇六年の青年誌コミックス五選

一位:山口貴由南條範夫シグルイ』(秋田書店
二位:山下和美不思議な少年』(講談社*1
三位:宮下英樹センゴク』(講談社
四位:せきやてつじバンビ〜ノ!』(小学館
五位:細野不二彦『ヤミの乱破』(講談社




『週刊文春』2007年1月25日号「仏頂面日記」の正月に読んだ本のなかで「印象に残ったもの




『週刊文春』2007年9月20日号「仏頂面日記」の「この夏の読書を総括における「この夏の読書収穫まとめ」。

宗教関係

  • 〈1〉楠本信道『「倶舎論」における世親の縁起観』(平楽寺書店)
  • 〈2〉泰本融『空思想と論理』(山喜房佛書林)
  • 〈3〉アルボムッレ・スマナサーラ『般若心経は間違い?』(宝島社新書)
  • 〈4〉内藤正典, 阪口正二郎 編『神の法VS.人の法──スカーフ論争からみる西欧とイスラームの断層』(日本評論社

政治学関連

人文学、心理学系