文選

『大西巨人文選』

『大西巨人文選 1 新生 1946-1956』(みすず書房/1996年8月8日第1刷発行) 1946 独立喪失の屈辱*1 映画への郷愁 *2 「過去への反逆」のこと*3 「真人間のかぶる」物でない帽子・その他*4 「あけぼのの道」を開け*5 籠れる冬は久しかりにし*6 創造の場におけ…

『大西巨人文選 4』

『大西巨人文選 4 遼遠 1986-1996』(みすず書房/1996年8月8日第1刷発行) 1986 国辱 イチイの人人 スライド制 待つ 芸術祭不参加作品 映画『石の花』について 差別の無間地獄 大西滝治郎の孫 雁のトオオン 巨匠 文学的測深儀 岩戸開放 続岩戸開放 非命と天…

『大西巨人文選 3』

『大西巨人文選 3 錯節 1977-1985』(みすず書房/1996年12月16日第1刷発行) 1977 「解䌫」および「抜錨」 二つの書信 耐えるべき「長命」として 1979 竹田と大塩との関係 1980 二つの体制における「特定の条件」抄 遼東の豕 抄 一 鼻 二 藤井真次先生 三 …

『大西巨人文選 2』

『大西巨人文選 2 途上 1957-1974』(みすず書房/1996年11月29日第1刷発行) 1957 「指導者」失格 平野謙『政治と文学の間』読後 ハンセン病問題 その歴史と現実、その文学との関係 「茂吉時代」の終焉 精神の老い 本多秋五『転向文学論』読後 1958 長谷川…

『大西巨人文選 1』

『大西巨人文選 1 新生 1946-1956』(みすず書房/1996年8月8日第1刷発行) 1946 独立喪失の屈辱 知識人の責務の今日におけるほど重大なるはない。しかも彼らの様子の昨今の軽佻さは、いったい何事であるか。ふたたび国運と文化とにおいてあやまつことがない…