唯仏

時評家・宮崎哲弥の明日はどっちだ!ニュースジャッジ 

『WEEKLYプレイボーイ』掲載 01(06.05.08-15)/小沢氏が変わるべきは〝政治的ヒッキー〟からの脱却! 02(06.06.05)/次期総裁選は、「小泉流ぶっ壊し」の総仕上げだ! 03(06.07.03)/村上逮捕は、小泉政権の「構造改革=秩序破壊」政策へのリベンジだ! 04(0…

雑誌メモ

『文藝春秋』5月号「人声天語」(191)/「コカインとヘロインの違いをきちんと説明してくれる「専門家」はまったくいない」 『週刊文春』3月21日号「文庫本を狙え!」(1019)/横田順彌『快絶壮遊〔天狗倶楽部〕 明治バンカラ交遊録』(ハヤカワ文庫) 『…

宮崎哲弥「現世美徳探問 Virtuous Reality」

①悪徳の栄え──「妻の恋」を推奨する人々*1②生誕の災厄──子供の生を弄ぶ人々*2③魔術師の朝──軽信に安んずる人々*3④氷の微笑──「やさしさ」に淫する人々*4⑤自由と禁忌──近親相姦を容認する人々*5⑥世界終末戦争──「情報公害」を撒き散らす人々*6⑦アメリカの影──…

宮崎哲弥の時々砲弾

宮崎哲弥が『週刊文春』で初めて持った連載は「異見あり」全53回(1998年1月29日号〜2000年3月30日号、養老孟司との隔週連載)です。「異見あり」は全て『新世紀の美徳 ヴァーチャス・リアリティ』(朝日新聞社、2000年7月)に収録されています。 二度目が「…

宮崎哲弥のDVD教養主義

『週刊文春』連載 001(10.01.14)/軍事的スペクタクルに満ちた怪作戦争映画──『トランスフォーマー リベンジ』 002(10.01.21)/ゲーリングの反問で浮かび上る勝者の倫理性──『ニュールンベルグ軍事裁判 ヒトラー第三帝国最後の審判』 003(10.01.28)/落ちぶ…

宮崎哲弥/cross line

『正論』2011年3月号〜2012年3月号掲載 2011.03/サンデルと夫婦別姓 2011.04/昆虫の翅音 2011.05/「震災後」の根源的課題 2011.06/憲法と国防の義務 2011.07/アリストテレスの「中間の国政」 2011.08/国旗国歌とサンデル哲学 2011.09/「脱原発」の思…

宮崎哲弥/仏頂面日記

『週刊文春』連載*1 001(06.08.31)/仁義無き関西の情報番組戦争 002(06.09.07)/ヒョーロンカとしての「芸」 003(06.09.14)/突っ込んだり、デレデレしたり 004(06.09.21)/神楽坂で某中堅政治家と密談 005(06.09.28)/オイオイッ、『週刊新潮』さんよ! 00…

私のオールタイム・ベスト3

「永久保存版 私の血となり、肉となった、この三冊──読み巧者108人が教える「私のオールタイム・ベスト3」 」(『諸君!』2007年10月号) 呉智英(評論家) 足立巻一『やちまた』(河出書房新社) 白川静『孔子伝』(中央公論社) J・L・タルモン『フランス…

この仏教書を読め !!

「この仏教書を読め !! 大アンケート」(『サンガジャパン』Vol.23、2016年5月) 【呉智英氏の三冊】 『阿含経典』(全三巻)増谷文雄[編訳](ちくま学芸文庫) 『仏教入門』高崎直道(東京大学出版会) 『岩波 仏教辞典 第二版』岩波書店 【宮崎哲弥氏の…

近・現代史を知る500の良書

「識者100人アンケート もう歴史は怖くない 近・現代史を知る500の良書」(『諸君!』2001年7月号) 坪内祐三(評論家) ①結城禮一郎『旧幕新撰組の結城無二三』(中公文庫)②生方敏郎『明治大正見聞史』(中公文庫)③永井荷風『断腸亭日乗』(岩波書店)④『…

コンビニ・タブー本

宮崎哲弥+川端幹人「元「中吊り倶楽部」コンビが、コンビニ・タブー本を徹底討論!──コンビニ・タブー本の真髄を熱弁する宮崎哲弥に、元「噂の眞相」副編集長が疑問を呈す!」(『サイゾー』2012年9月号)*1 宮崎推薦 ➊『洗脳された芸能人』ミリオン出版(1…

戦争を考える本

森本敏+橋爪大三郎+青山南+宮崎哲弥「「戦争を考える本」座談会」(『週刊文春』2001年11月8日号) 宮崎哲弥「推薦書」 ファーティマ・メルニーシー『イスラーム主義と民主主義』(平凡社選書) チャルマーズ・ジョンソン『アメリカ帝国への報復』(集英…

宮崎哲弥の食漫全席

(『SAPIO』2014年10月号〜2019年1・2月号) 1皿目/主体性なし! 究極のアンチ食マン──『いいなりゴハン』(森繁拓真) 2皿目/鳩に鹿に蛇まで! 〝脳が喜ぶ〟猟師食マン──『山賊ダイアリー』(岡木健太郎) 3皿目/食マンきってのダーティーヒーロー登場!…

宮崎哲弥のブックガイド

宮崎哲弥が選ぶ「二〇〇二年の気になった文学作品」 ①古谷実『ヒミズ』(講談社) ②いがらしみきお『Sink』(竹書房) ③ザ・バックホーン『心臓オーケストラ』の歌詞(ビクターエンタテイメント) ④トール・ノーレットランダーシュ『ユーザーイリュージョン …

週刊誌メモ

『週刊現代』3月31日号「わが人生最高の10冊」/宮崎哲弥「『中論』を読んで仏教者としての自覚が芽生えた。」 中村元『龍樹』(講談社学術文庫) D.H.ロレンス『黙示録論 現代人は愛しうるか』(ちくま学芸文庫) E.M.シオラン『生誕の災厄』(紀伊國屋書店…

宮崎哲弥の新書大賞(2004〜2014)

2004*1 長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書) 小田中直樹『歴史学ってなんだ?』(PHP新書) B.R.アンベードカル『ブッダとそのダンマ』(光文社新書)*2 中岡望『アメリカ保守革命』(中公新書ラクレ) 山本七平『日本はなぜ敗れるのか 敗因…