時評家・宮崎哲弥の明日はどっちだ!ニュースジャッジ 

『WEEKLYプレイボーイ』掲載 01(06.05.08-15)/小沢氏が変わるべきは〝政治的ヒッキー〟からの脱却! 02(06.06.05)/次期総裁選は、「小泉流ぶっ壊し」の総仕上げだ! 03(06.07.03)/村上逮捕は、小泉政権の「構造改革=秩序破壊」政策へのリベンジだ! 04(0…

坪内祐三/『en-taxi』

Vol.1 SPRING 2003(2003年3月27日発行) 渋谷 ホテルEの窓辺にて。/福田和也✕坪内祐三 Tタクシーの後部座席にて。/柳美里✕坪内祐三 神楽坂 料理屋T&Tにて。/リリー・フランキー✕坪内祐三 創刊スペシャル対談 「今、小説を生かす力」/小林信彦✕野坂昭如,…

編集同人が名を棄てて腕を競う!「名前のない馬の飼い主めざして」(『en-taxi』)

第1号(2003年3月27日発行) 壹 やっぱり「やくざ」は蓮實先生(スガ目) 弍 特別ド阿呆飛行機(飽) 参 あの日の急用(忘) 肆 苛立ち(酒) 第2号(2003年6月27日発行) 壹 今年わたしはまだ神宮球場に行っていない(ペピトーン) 弍 良いかおりのする文学…

坪内祐三/『キネマ旬報』

2010年4月下旬号 読んでいるとどの映画も見たくなる···──芝山幹郎『映画は遊んでくれる』清流出版 2010年7月下旬号 「バード★シット」「ハロルドとモード/少年は虹を渡る」とニューシネマ──映画のリアルな青春時代/上野昻志 坪内祐三 採録・構成=三浦哲哉…

坪内祐三/『彷書月刊』

1993年10月 結城禮一郎のこと 1994年1月 鼎談 奇人たちの『コスモロジー』/山口昌男 関井光男 坪内祐三 司会・内堀弘 補佐・高橋徹 編集部・田村治芳 鈴木恵理子 1994年2月 鼎談 続・奇人たちの『コスモロジー』/山口昌男 関井光男 坪内祐三 司会・内堀弘 …

坪内祐三/この人に訊け!

『週刊ポスト』掲載 04.11.12/伝説的ジャズ喫茶オーナーの伝記から「60年代新宿文化」に思いを馳せる──髙平哲郎編『新宿DIGDUG物語 中平穂積読本』東京キララ社 04.12.10/「エッセイのおもしろい作家は信頼できる」──私は中原昌也が好きだ──中原昌也『ボク…

倶楽部亀坪

亀和田武✕坪内祐三『倶楽部亀坪』、扶桑社、二〇〇九年七月三十日初版第一刷発行初出 『en-taxi』Vol.8-19(小社刊)構成 皆川秀(一~三回)、仲本有希子(四~十二回)、橋本倫史(プロローグ、エピローグ)撮影 石川徹(下記以外)、松山泰三(四回)、砂…

雑誌メモ

『文藝春秋』2月号「人声天語」(200)/「和田誠さんとお話したかったこと」 『週刊文春』12月26日号「文庫本を狙え!」(1054)/江藤淳 蓮實重彥『オールド・ファッション 普通の会話』(講談社文芸文庫) 『週刊文春』1月16日号「文庫本を狙え!」(1055…

雑誌メモ

『文藝春秋』1月号「人声天語」(199)/「なぜますます画一的な人間を育てようとするのか」 『週刊文春』11月28日号「文庫本を狙え!」(1051)/渡辺一夫『ヒューマニズム考 人間であること』(講談社文芸文庫) 『週刊文春』12月5日号「文庫本を狙え!」…

雑誌メモ

『文藝春秋』12月号「人声天語」(198)/「武蔵小杉と二子玉川のケースは人災ではないだろうか」 『週刊文春』10月31日号「文庫本を狙え!」(1047)/東海林さだお『ガン入院オロオロ日記』(文春文庫) 『週刊文春』11月7日号「文庫本を狙え!」(1048)…

雑誌メモ

『文藝春秋』11月号「人声天語」(197)/「令和という元号について」 『週刊文春』9月26日号「文庫本を狙え!」(1042)/ラフカディオ・ハーン著 池田雅之編訳『小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために』(角川ソフィア文庫) 『週刊文春』10月3日号「…

雑誌メモ

『文藝春秋』10月号「人声天語」(196)/「大相撲に続いてプロ野球熱が復活したらどうしよう」 『週刊文春』8月29日号「文庫本を狙え!」(1038)/デ・アミーチス著 和田忠彦訳『クオーレ』(岩波文庫) 『週刊文春』9月5日号「文庫本を狙え!」(1039)/…

雑誌メモ

『文藝春秋』9月号「人声天語」(195)/「何故稀勢の里の引退相撲は前売りされないのか」 『週刊文春』8月1日号「文庫本を狙え!」(1036)/アンドレ・ルロワ=グーラン著 蔵持不三也訳『世界の根源 先史絵画・神話・記号』(ちくま学芸文庫) 『週刊文春…

福田和也『罰あたりパラダイス 完全版』

福田和也『罰あたりパラダイス 完全版』、扶桑社、2003年9月20日初版第1刷発行装丁/藤川コウ(サエラ)カバー写真/石川徹写真/石川徹・増田岳二 001(97.12.31-98.01.07)/冬のたそがれ、青山墓地。オネーちゃんの人肌温もりに昭和大恐慌への思い、つの…

福田和也✕石丸元章「揚げたてご免!!」

『男の教養 トンカツ放談』、福田和也✕石丸元章、KKベストセラーズ、2010年11月5日初版第1刷発行構成/適菜収デザイン モリタミツル表紙写真 平山訓生写真 平山訓生 永井浩 玉置雄 佐粧俊之 生駒安志 共同通信社 PANA通信社初出 『CIRCUS』2005年11月号~201…

雑誌メモ

『文藝春秋』8月号「人声天語」(194)/「スーパーで売られている寿司にはワサビが入っていない」 『週刊文春』7月4日号「文庫本を狙え!」(1032)/友川カズキ『一人盆踊り』(ちくま文庫) 『週刊文春』7月11日号「文庫本を狙え!」(1033)/柳田國男『…

雑誌メモ

『文藝春秋』7月号「人声天語」(193)/「大相撲五月場所の千秋楽はどうだったのだろう」 『週刊文春』5月23日号「文庫本を狙え!」(1026)/安部公房『内なる辺境/都市への回路』(中公文庫) 『週刊文春』5月30日号「文庫本を狙え!」(1027)/藤木TDC…

雑誌メモ

『文藝春秋』6月号「人声天語」(192)/「平成の終わりに思うこと」 『週刊文春』4月25日号「文庫本を狙え!」(1024)/小島和宏『ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実』(朝日文庫) 『週刊文春』5月16日号「文庫本を狙え!」(1025)/…

坪内祐三/テレビもあるでよ

『サンデー毎日』連載 (16.06.26)/久しぶりで「笑点」を三週続けて見た (16.07.03)/〝ブースカ〟が待ち遠しい、でも今から〝ブーロス〟が不安だ (16.07.10)/AKB48総選挙の生中継を見ながら飲む酒はうまい (16.07.17)/元千葉ロッテの投手中後なかうしろに…

雑誌メモ

『文藝春秋』5月号「人声天語」(191)/「コカインとヘロインの違いをきちんと説明してくれる「専門家」はまったくいない」 『週刊文春』3月21日号「文庫本を狙え!」(1019)/横田順彌『快絶壮遊〔天狗倶楽部〕 明治バンカラ交遊録』(ハヤカワ文庫) 『…

坪内祐三の今月この一冊

『月刊Hanada』連載 16.06 重政隆文『映画の本の本Ⅱ』 16.07 宮田昇『小尾俊人の戦後 みすず書房出発の頃』 16.08 常盤新平『翻訳出版編集後記』 16.09 宮永正隆『ビートルズ来日学』 16.10 小檜山博『人生という夢』 16.11 横尾忠則『千夜一夜日記』 16.12 …

雑誌メモ

『文藝春秋』4月号「人声天語」(190)/「ジョージ・オーウェルさえ予想できなかった世界」 『週刊文春』2月21日号「文庫本を狙え!」(1015)/岩田宏『渡り歩き』(草思社文庫) 『週刊文春』2月28日号「文庫本を狙え!」(1016)/サルトル×レヴィ『いま…

雑誌メモ

『文藝春秋』3月号「人声天語」(189)/「天覧相撲のその時稀勢の里はすでに引退していた」 『週刊文春』1月31日号「文庫本を狙え!」(1012)/柳澤健『1964年のジャイアント馬場』(双葉文庫) 『週刊文春』2月7日号「文庫本を狙え!」(1013)/鈴木智彦…

(26)大阪おもい

坪内祐三『大阪おもい』、ぴあ、二〇〇七年十月十三日初版発行[装丁・本文デザイン]橘浩貴[装画]南川昌子[写真]松山泰三[編集]仲本有希子 喜劇百年の年に新橋演舞場でみた松竹新喜劇 サヨウナラ 中島らもさん 念願の正宗屋を初体験した 私ははたして…

(25)四百字十一枚

坪内祐三『四百字十一枚よんひゃくじじゅういちまい』、みすず書房、2007年8月30日印刷/2007年9月10日発行カバー画 六浦光雄《ESSEI》 ローカル日記三部作の「葉山日記」がついに単行本になった*1 漫画雑誌編集者の二冊の回想集*2 ターザン山本の語り下ろし…

(24)変死するアメリカ作家たち

坪内祐三『変死するアメリカ作家たち』、白水社、2007年2月15日印刷/2007年3月5日発行装丁=松吉太郎 デルモア・シュワルツの悲劇 一*1 二*2 三*3 ハリー・クロスビーと失われた世代 一*4 二*5 三*6 四*7 早く来すぎた男 ナセニェル・ウエスト 一*8 二*9 三…

(23)「近代日本文学」の誕生

坪内祐三『「近代日本文学」の誕生 百年前の文壇を読む』、PHP研究所〔PHP新書421〕、二〇〇六年十月三十日第一版第一刷装幀者──芦沢泰偉+児崎雅淑 明治三十二(一八九九)年 「金色夜叉」のブーム──若き文豪尾崎紅葉 七月 「金色夜叉」連載を中断し、若き…

(22)本日記

坪内祐三『本日記』、本の雑誌社、二〇〇六年十月二十日初版第一刷発行装丁 多田進/帯イラスト 沢野ひとし 二〇〇一年七月~十二月 うちのオヤジの旧蔵本を五百円で買ってしまった*1 二〇〇一年、「靖国」の夏*2 『ニューヨーカー』の最新号が見当らない*3 …

(21)酒日誌

坪内祐三『酒日誌さけにつし』、マガジンハウス、二〇〇六年一〇月一九日第一刷発行装丁──多田進 1 二〇〇二年十一月二十六日~二〇〇三年十二月五日 野坂昭如さんと一週間に二度も酒席を共にした*1 我が家で東京外骨語大学の新年会をした*2 花金なんて知ら…

(20)考える人

坪内祐三『考かんがえる人ひと』、新潮社、発行/2006年8月25日装幀 新潮社装幀室 坪内祐三『考かんがえる人ひと』、新潮文庫、平成二十一年二月一日発行カバー装画 谷山彩子デザイン 新潮社装幀室 小林秀雄 Hideo Kobayashi*1 田中小実昌 Komimasa Tanaka*2…